自動車交換用部品メーカーのフォーチュン・パーツ・インダストリー（ＦＰＩ）は１４日、タイ中小企業向け株式市場（ＭＡＩ）に新規上場するため、今年９月末までに新規株式公開（ＩＰＯ）を行うと発表した。

　ＩＰＯでは６３００万株を募集する。上場で得た資金は今後の増産資金に充てる予定。フィナンシア・サイラス証券と同日、ファイナンシャル・アドバイザー契約を結んだ。

　同社は１９９１年の設立で、中部パトムタニ県ラムルッカに本社工場がある。バンパーやドア、照明、ブレーキホースなどを生産しており、主に日系ブランド向け部品を販売している。１１年に資本金を２億９５００万バーツに増資。さらに今年は工場隣接地に４ライ（１ライ＝１６００平方メートル）の土地を追加購入した。


日付 : 2012年08月16日

By : 時事速報