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東北、北関東の自治体・業者が参加=訪日観光促進で商談会-タイ

 日本の観光庁と政府観光局(JNTO)バンコク事務所は17日、訪日観光促進のためのセミナーと、日タイ旅行関係者による商談会「ビジット・ジャパン&東北・北関東トラベルセミナー」を開催した。今回は東日本大震災からの復興に取り組む東北と北関東の旅行業者・自治体関係者らが多数参加したのが特徴。

 セミナーは、タイ旅行業協会(TTAA)が開催中の海外旅行フェアに併せて行われた。商談会には日本側から福島県や仙台市、東北以外からも北海道、静岡、石川、岐阜、長野、奈良、和歌山県、民間ホテルなど約40社が参加。タイ側からも約100社が参加した。東北・北関東の関係者は、19日に別途、バンコクの大型商業施設(ターミナル21)で特別フェアを開く。

 益田浩JNTOバンコク事務所長は、「日本はこれから紅葉が美しい季節になるので、タイからの旅行者が増えることを期待しています」とあいさつ。商談会に参加したタイの旅行会社の女性は、「タイ人にとって人気の行き先は、東京、大阪、北海道で、東北にはなじみがないが、少しずつ関心が高まっていくと思う」とし、ツアーの企画などを検討していると話した。

 セミナーでは、6月に実施されたタイ人向け訪日ビザの規制緩和のほか、日本で起きた長距離バス事故を受けた規制強化の可能性などが説明された。


日付 : 2012年08月17日

By : 時事速報

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