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一~七月の外国人直接投資 投資予定額は前年比62%増

 投資委員会(BOI)事務局が八月二八日に発表したところによれば、一二年一~七月の外国人直接投資は申請件数は829件、合計投資予定額は3322億500万バーツに達し、前年同期の599件、2051億9600万バーツをそれぞれ38%、62%上回った。全体の71%は既存プロジェクトの追加投資で585件、2567億7500万バーツを占めた。新規プロジェクトは244件、634億3000万バーツだった。

 アチャカー・シーブンルアン事務局長によれば、外国人投資家による投資申請が最も多かったのは金属・機械・輸送機器で281件、1222億5500万バーツを数えた。次いで電機・エレクトロニクスが171件、813億2600万バーツ、サービス/インフラ事業が160件、547億2400万バーツを数えた。化学・紙・プラスチックは114件、315億2400万バーツ、農業/アグロインダストリーは43件、183億8000万バーツだった。

 投資国別では日本からの投資申請が474件、2108億8400万バーツで最多となった。合計投資予定額は前年同月の973億3800万バーツを120%上回っている。日本からの投資は自動車・同部品、鉄鋼、エレクトロニクス機器、電機、食品、プラスチックなどBOIがターゲットとする工業が中心で、さらに多くの工業分野で研究開発の投資も進めている。日本に次ぐシンガポールからの投資は78件、190億7900万バーツ、オランダからの投資は21件、172億3700万バーツ、米国からの投資が27件、133億5500万バーツ、香港からの投資は27件、128億800万バーツ、マレーシアからの投資は18件、118億3200万バーツ、中国からの投資は21件、115億5000万バーツ、オーストラリアからの投資は17件、102億9500万バーツだった。


日付 : 2012年09月03日

By : 週刊タイ経済

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