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女性向け美容・健康商品 パナソニックがASEAN拡販

 パナソニックは東南アジアの女性の購買力に着目し、美容・健康関連の電化製品の拡販を目指す。タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、シンガポールのASEAN5か国で美容関連商品を導入していく考えで、なかでもタイは美容製品での重要市場に位置づけている。

 ASEAN5か国の女性のニーズと消費行動を18か月間を費やして調査したところ、東南アジアの女性は楽観的で、行動力と適応力があり、高い教育を受け、親睦的で洗練されていることが分かったという。パナソニックはこうした女性のニーズを汲み取る美容・健康関連の商品を提供していく方針で、5か国で1000万㌦を投じるマーケティング・キャンペーンを展開する。キャンペーンでは、各国でプレゼンテーターを起用し、パナソニックの美容・健康商品をライフスタイルの一部にするモダンな女性像を演出する。タイではタイ人とノルウェー人のハーフの有名女優ウラッサヤー・スパーブンさんをブランド大使に起用する。

 売り出す商品は、ナノ技術を採用したヘアドライヤー、イオン効果のフェイシャル・イオニック・スチーム、まつ毛カラー、電動歯ブラシなど。これらの美容製品はパトゥムタニ県ナワナコン工業団地の工場で生産する。同工場は昨年の洪水で浸水したが、オペレーションは正常に戻っている。


日付 : 2012年10月01日

By : 週刊タイ経済

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