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ディーゼル・エンジン生産能力 トヨタがほぼ2倍に増強

サイアム・トヨタ・マニュファクチャリング社(STM)は一〇月一八日、ディーゼル・エンジンの生産能力を約29万基増強する計画を発表した。新興国での需要の高まりに対応するためで、投資額は約400億円。STMのアマタナコン工業団地にある工場の年間生産能力は32万基から61万基に増える。設備増強は二〇一五年の完了を見込んでいる。STMが製造するディーゼル・エンジンは、タイ国内で生産しているピックアップ・トラックや派生車種に搭載されるが、グローバルな供給拠点として新興国の組立工場に輸出することも検討している。トヨタは「トヨタ・グローバルビジョン」において、新興国を重点取組分野の一つとして位置付けており、ユニット調達についても「需要のあるところで生産する」という考え方の下、現地生産を推進していく方針。


日付 : 2012年10月22日

By : 週刊タイ経済

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