九月の工業信頼感指数 3か月連続で悪化
タイ工業連盟(FTI)が一〇月一八日に発表した九月のタイ工業部門信頼感指数(TISI)は94・1ポイントとなり、八月の98・5ポイントから一段と下落した。指数が前月比で下落したのは4か月連続で、中間値の100ポイントを3か月連続で下回った。パユンサック・チャートスティポン会長は、世界経済の先行き不安、輸出の減速に加え、原料価格と労賃の上昇にともなう生産コストの上昇がとくに中小企業に影響を及ぼしていると述べている。また九月には多くの地域で洪水問題が発生しており、昨年の大洪水で大きな被害を受けた工業事業者の信頼感の悪化をもたらしている。輸出企業は、輸出が一段と収縮していることを恐れており、輸出企業の信頼感は直近の9か月間で最低水準に落ち込んだ。とくに電機、エレクトロニクス、食品、繊維・衣料などの業種で信頼感が損なわれている。
九月は受注、売上高、生産量、コスト、業績の指標が前月比で低下している。3か月先の信頼感指数は八月期の105・7ポイントから103・5ポイントへと下落した。受注、売上高、生産量、コスト、業績の指標が低下している。
信頼感指数を事業規模別に見ると、小規模企業の九月の信頼感指数は89・6ポイントとなり、八月の96・5ポイントを下回り、3か月連続で中間値を割り込んでいる。受注、売上高、生産量、コスト、業績の指標が悪化している。とくに合板、製材、石材、バイオ技術などの業種で信頼感が悪化した。3か月先の信頼感は、101・3ポイントで、前月の107・0ポイントから下落した。中規模企業の八月の信頼感指数は95・8ポイントで八月の101・7ポイントから低下し、信頼感は悪化に転じた。受注、売上高、生産量、業績の指標が低下している。アルミ、化粧品、プラスチックなどの業種の信頼感が悪化した。3か月先の信頼感指数は105・1ポイントで前月の108・7ポイントから低下した。大規模企業の信頼感は95・5ポイントなり、八月から変わらず。3か月先の信頼感指数は102・9ポイントで前月の98・7ポイントから上向いた。
国内市場向け中心の工業(輸出比率が50%未満)の信頼感指数は八月の100・1ポイントから94・9ポイントへと下落し、信頼感は悪化に転じた。受注、売上高、生産量、コスト、業績の指数が低下した。3か月先の指数も前月の106・2ポイントから103・3ポイントに低下した。輸出指向工業(輸出比率50%超)の信頼感指数は90・3ポイントで、八月の91・8ポイントから一段と悪化した。受注、生産量、コスト、業績の指数が低下した。3か月先の信頼感指数は103・9ポイントで、前月と変わらず、中間値を上回っている。
日付 : 2012年10月22日
By : 週刊タイ経済
九月は受注、売上高、生産量、コスト、業績の指標が前月比で低下している。3か月先の信頼感指数は八月期の105・7ポイントから103・5ポイントへと下落した。受注、売上高、生産量、コスト、業績の指標が低下している。
信頼感指数を事業規模別に見ると、小規模企業の九月の信頼感指数は89・6ポイントとなり、八月の96・5ポイントを下回り、3か月連続で中間値を割り込んでいる。受注、売上高、生産量、コスト、業績の指標が悪化している。とくに合板、製材、石材、バイオ技術などの業種で信頼感が悪化した。3か月先の信頼感は、101・3ポイントで、前月の107・0ポイントから下落した。中規模企業の八月の信頼感指数は95・8ポイントで八月の101・7ポイントから低下し、信頼感は悪化に転じた。受注、売上高、生産量、業績の指標が低下している。アルミ、化粧品、プラスチックなどの業種の信頼感が悪化した。3か月先の信頼感指数は105・1ポイントで前月の108・7ポイントから低下した。大規模企業の信頼感は95・5ポイントなり、八月から変わらず。3か月先の信頼感指数は102・9ポイントで前月の98・7ポイントから上向いた。
国内市場向け中心の工業(輸出比率が50%未満)の信頼感指数は八月の100・1ポイントから94・9ポイントへと下落し、信頼感は悪化に転じた。受注、売上高、生産量、コスト、業績の指数が低下した。3か月先の指数も前月の106・2ポイントから103・3ポイントに低下した。輸出指向工業(輸出比率50%超)の信頼感指数は90・3ポイントで、八月の91・8ポイントから一段と悪化した。受注、生産量、コスト、業績の指数が低下した。3か月先の信頼感指数は103・9ポイントで、前月と変わらず、中間値を上回っている。
日付 : 2012年10月22日
By : 週刊タイ経済