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東洋タイ・コーポレーション ミャンマーで電力ビジネス

 東洋タイ・コーポレーション(TTCL)はミャンマーでの電力ビジネスの準備を着々と進めている。同社は今年八月一〇日、ミャンマー電力省との間でヤンゴンでの100メガワットの発電所開発の協力に関する合意覚書を交わしている。TTCLはこの協定締結後、子会社の東洋タイ・ミャンマー・コーポレーションを設立している。同社によれば、バンコク本社では現在、30人のミャンマー人エンジニアを訓練中で、今後のオペレーションの準備のために50人のミャンマー人エンジニアを雇用する計画。

 TTCLは一一月九日、シンガポールに東洋タイ・パワー・コーポレーション・シンガポールを設立する計画をタイ証券取引所(SET)を通じて発表した。TTCLは60%を保有する。TTCLはこのシンガポール法人を通じて、ミャンマーでの発電所運営のための合弁会社を設立する計画。このほかにタイ・サミット・グループとの合弁で、ミャンマーでの電力ビジネスに投資するため、タイ・サミットTTCLパワー社を設立した。

 今年第3四半期の東洋タイの純利益は1億5140万バーツで、前年同期比16・6%増だった。一~九月の純利益は3億4100万バーツだった。


日付 : 2012年12月03日

By : 週刊タイ経済

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