ベルリ・ジュッカー(BJC) 独自にコンビニ店を展開
大手消費財サプライヤーのベルリ・ジュッカー社(BJC)は、独自にコンビニエンス・ストアをチェーン展開する。「BJCスマート」の1号店を一三年初めにも開業する。BJCは流通ビジネス進出を目指し、タイから撤退した「カルフール」のタイ国内店舗の買収や、現地パートナーを探していた「ファミリー・マート」への出資を模索していたが、いずれも不成功に終わっていた。
ピサヌ・ポンワタナ副社長は、最初のフェーズで少なくとも100店を出店すると述べている。店舗の面積は平均で70平米。開業費用は1店あたり200~300万バーツを想定している。取り扱い商品は8000点を予定している。当初はBJCが取り扱う商品が中心になるが、追って他ブランドの商品も追加する。
ピサヌ副社長は、ターゲットはASEANと述べており、タイにとどまらず、ASEAN全域を市場と捉えていることを明らかにしている。同副社長は、BJCの小売業進出は「マルチ・ビジネス」「マルチ・フォーマット」「マルチ・カントリー」が合言葉だと説明している。コンビニ店のほか、ドラッグストア、家電量販店のチェーン展開も計画しているもよう。
ピサヌ副社長はコンビニ・チェーン進出にあたって、小売業の経験が豊富な複数の管理職をヘッドハントしたことを明らかにしている。これまではM&Aによる進出を模索していたが、買収には興味がなくなったとしている。進出する小売形態については、量販店は競争が非常に激しく、強力なプレーヤーが存在することを理由に、量販店を除くあらゆる業態を模索していると述べている。
コンビニの「BJCスマート」はオンラインでの販売を先行させる考えで、会員になればオンラインで商品を取り寄せることが可能。1000バーツ以上の注文で、24時間以内に無料宅配する。
日付 : 2012年12月17日
By : 週刊タイ経済
ピサヌ・ポンワタナ副社長は、最初のフェーズで少なくとも100店を出店すると述べている。店舗の面積は平均で70平米。開業費用は1店あたり200~300万バーツを想定している。取り扱い商品は8000点を予定している。当初はBJCが取り扱う商品が中心になるが、追って他ブランドの商品も追加する。
ピサヌ副社長は、ターゲットはASEANと述べており、タイにとどまらず、ASEAN全域を市場と捉えていることを明らかにしている。同副社長は、BJCの小売業進出は「マルチ・ビジネス」「マルチ・フォーマット」「マルチ・カントリー」が合言葉だと説明している。コンビニ店のほか、ドラッグストア、家電量販店のチェーン展開も計画しているもよう。
ピサヌ副社長はコンビニ・チェーン進出にあたって、小売業の経験が豊富な複数の管理職をヘッドハントしたことを明らかにしている。これまではM&Aによる進出を模索していたが、買収には興味がなくなったとしている。進出する小売形態については、量販店は競争が非常に激しく、強力なプレーヤーが存在することを理由に、量販店を除くあらゆる業態を模索していると述べている。
コンビニの「BJCスマート」はオンラインでの販売を先行させる考えで、会員になればオンラインで商品を取り寄せることが可能。1000バーツ以上の注文で、24時間以内に無料宅配する。
日付 : 2012年12月17日
By : 週刊タイ経済