二〇一二年のBOI投資申請 投資予定額が1兆バーツを突破
プラサート・ブンチャイスック工業相が一二月二七日に明らかにしたところによれば、一二年の投資委員会(BOI)への投資申請ベースの合計投資予定額が1兆バーツを突破した。一二年一月からの申請件数は、一二月二〇日時点で2180件に達しており、合計投資予定額は1兆1279億バーツ。件数で前年同期を9%、投資予定額で同77%上回った。
投資申請が最も多かったのはサービス/インフラ事業で、601件、合計投資予定額は3738億2300万バーツを数えた。金属・機械・自動車は544件、2396億4200万バーツ、化学・紙・プラスチックは281件、2040億2600万バーツ、エレクトロニクス・電機は324件、1468億300万バーツ、農業・アグロインダストリーは280件、763億バーツだった。投資予定額の大きい投資案件の多くは空輸、自動車・同部品、エレクトロニクス、代替燃料、物流センターなど。
ウドム・ウォンウィワットチャイBOI事務局長は、投資申請の統計がまだ一二年通年のものではなく、一二月二〇日までの集計に過ぎないものの、合計投資予定額はすでに過去最高を更新していることを指摘。タイの投資受け入れ態勢や経済ファンダメンタルズに対する投資家の信頼感を反映していると述べている。
ウドム事務局長は、BOIが国の利益の最大化をもたらす投資を促す目的から、投資政策と奨励措置の見直し作業を進めていることを明らかにしている。一三年ならびにその先の投資奨励の目標については、投資案件や金額の多さよりも投資がもたらす国益の最大化を重視するものになると説明している。
BOIは一二月二六日、キティラット・ナ・ラノーン副首相兼財務相を議長とする本会議を開き、大規模投資プロジェクト32件を認可した。合計投資額は1077億3800万バーツ。タイ・フーズ・ポルトリー・ファーム社の養鶏事業(投資額14億バーツ)、マキシス・インターナショナル(タイランド)社のラジアル・タイヤ製造事業(37億1950万バーツ)、サイアム・ミシュラン社のラジアル・タイヤ製造事業(27億80万バーツ)、アドビックス・マニュファクチャリング(タイランド)社のディスク・ブレーキ・カリパー製造事業(20億3260万バーツ)が認可された。
またKYBステアリング(タイランド)社のポンプ製造事業(12億7730万バーツ)、タイ・サミット・レムチャバン・オートパーツ社の自動車用金属部品製造事業(12億バーツ)、Jテクト(タイランド)社の車軸製造事業(26億530万バーツ)も認可を受けた。代替エネルギー事業では、ウタイタニ・バイオ・エナジー社のバイオマス発電事業(10億5000万バーツ)、ミットポン・バイオパワー(プールアン)社のバイオマス発電事業(19億6000万バーツ)、ESエナジー社のバイオマス発電事業(8億5240万バーツ)、ソーラー・ゴー社の太陽光発電事業(66億バーツ)、バンチャーク・ソーラー・エナジー(プラチンブリ)社の太陽光発電事業(18億バーツ)などが認可を受けた。
日付 : 2013年01月07日
By : 週刊タイ経済
投資申請が最も多かったのはサービス/インフラ事業で、601件、合計投資予定額は3738億2300万バーツを数えた。金属・機械・自動車は544件、2396億4200万バーツ、化学・紙・プラスチックは281件、2040億2600万バーツ、エレクトロニクス・電機は324件、1468億300万バーツ、農業・アグロインダストリーは280件、763億バーツだった。投資予定額の大きい投資案件の多くは空輸、自動車・同部品、エレクトロニクス、代替燃料、物流センターなど。
ウドム・ウォンウィワットチャイBOI事務局長は、投資申請の統計がまだ一二年通年のものではなく、一二月二〇日までの集計に過ぎないものの、合計投資予定額はすでに過去最高を更新していることを指摘。タイの投資受け入れ態勢や経済ファンダメンタルズに対する投資家の信頼感を反映していると述べている。
ウドム事務局長は、BOIが国の利益の最大化をもたらす投資を促す目的から、投資政策と奨励措置の見直し作業を進めていることを明らかにしている。一三年ならびにその先の投資奨励の目標については、投資案件や金額の多さよりも投資がもたらす国益の最大化を重視するものになると説明している。
BOIは一二月二六日、キティラット・ナ・ラノーン副首相兼財務相を議長とする本会議を開き、大規模投資プロジェクト32件を認可した。合計投資額は1077億3800万バーツ。タイ・フーズ・ポルトリー・ファーム社の養鶏事業(投資額14億バーツ)、マキシス・インターナショナル(タイランド)社のラジアル・タイヤ製造事業(37億1950万バーツ)、サイアム・ミシュラン社のラジアル・タイヤ製造事業(27億80万バーツ)、アドビックス・マニュファクチャリング(タイランド)社のディスク・ブレーキ・カリパー製造事業(20億3260万バーツ)が認可された。
またKYBステアリング(タイランド)社のポンプ製造事業(12億7730万バーツ)、タイ・サミット・レムチャバン・オートパーツ社の自動車用金属部品製造事業(12億バーツ)、Jテクト(タイランド)社の車軸製造事業(26億530万バーツ)も認可を受けた。代替エネルギー事業では、ウタイタニ・バイオ・エナジー社のバイオマス発電事業(10億5000万バーツ)、ミットポン・バイオパワー(プールアン)社のバイオマス発電事業(19億6000万バーツ)、ESエナジー社のバイオマス発電事業(8億5240万バーツ)、ソーラー・ゴー社の太陽光発電事業(66億バーツ)、バンチャーク・ソーラー・エナジー(プラチンブリ)社の太陽光発電事業(18億バーツ)などが認可を受けた。
日付 : 2013年01月07日
By : 週刊タイ経済