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ホンダの12年の四輪車販売 前年比倍増の17万台に

 ホンダ・オートモービル(タイランド)社は一月一七日、一二年一二月のホンダの新車販売台数が2万463台に達し、乗用車セグメントで3か月連続、首位ブランドを維持したと発表した。一二年通年の販売台数は17万1208台で、過去最高を更新し、一一年実績を104%上回った。ホンダは一一年終わりの大洪水で工場が被災し、売るべきクルマを生産できない状況が一二年三月まで続いていた。生産を再開した四月からの9か月間の販売台数は16万8473台を記録しており、前年同期を213%上回っている。ホンダは一二年に乗用車セグメントで30%の市場シェアを確保した。

 ホンダは一二年だけで10の新モデルを市場に投入した。このうち6モデルは、政府の初めての新車購入に対する税還付スキームの対象になっている。特に最後に発売したエコカーの「ブリオ・アメイズ」は販売開始から5週間で2万台を超える予約が集まっている。

 ピタック・プリティサーリコン上級副社長は、大洪水で5か月間の生産休止を余儀なくされたものの、三月末には工場の運転を再開したことも含め、一二年はホンダにとって非常に重要で意味のある一年になったと振り返っている。二〇一三年はタイの新車市場が120万台程度に落ち着くものと見られているが、ホンダは販売目標台数を20万台超えに設定した。販売網の強化では、現在、全国166か所のショールームの数を200か所に拡大する計画。



日付 : 2013年01月21日

By : 週刊タイ経済

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