ユーザー名 パスワード
クイック検索
キーワード

1月の自動二輪車生産台数 前年同月比13・31%減に

 タイ工業連盟(FTI)自動車部会の二月二一日の発表によれば、一三年一月のタイの自動二輪車生産台数(完成車+完全ノックダウン部品)は23万9147台となり、前年を13・31%下回った。完成車の生産台数は19万3143台(10・93%減)、完全ノックダウンの生産は4万6004台(22・06%減)だった。

 FTI自動車部会のスラポン・パイシットパタナポン広報担当によれば、向こう3か月の自動二輪車メーカー各社の生産計画台数は前年同期を下回る一方、直近3か月の生産実績も下回る見通し。一三年二~四月期の生産計画台数は57万1595台で、直近3か月(一二年一一~一三年一月)の生産実績の57万3142台を0・27%下回る。また一二年二~四月期の生産実績の65万7647台との比較では13・08%減が見込まれている。

 FTI自動車部会が予測する一三年の二輪車生産台数は244万台で、一二年実績の260万6161台を6・38%下回る。輸出向け生産は34万台で、一二年の31万3991台を8・28%上回る見通しだが、国内販売向けの生産は210万台で、前年実績の229万2170台を8・38%下回ると見ている。

 一月期の輸出台数(完成車+CKD)は6万9449台で、前年同月比18・01%減となった。完成車が2万3445台で8・71%減となった一方、CKDは4万6004台で22・06%減だった。輸出額は27億3304万バーツとなり、前年同月を26・76%上回った。組立部品の輸出額は6億3552万バーツで、41・41%減。交換部品の輸出額は7317万バーツで同61・12%増だった。二輪車、部品を合わせた輸出額は34億4173万バーツで、前年同月を4・73%上回った。

 一方、APホンダ社の二月一九日の発表によれば、一月の自動二輪車の登録台数は18万253台で、前年同月を20%上回った。車種別内訳はファミリー車が8万6632台で全体の48%、AT車が8万4635台で全体の47%、その他が8886台で5%だった。メーカー別ではホンダが13万2097台で、全体の73%、ヤマハが3万4857台で全体の19%、スズキが5060台で3%、カワサキが4604台で3%、その他が3635台で2%だった。



日付 : 2013年02月25日

By : 週刊タイ経済

登録