ミャンマー海上M3鉱区 三井石油開発が権益取得
三井石油開発の100%子会社であるMOECOアジアは、PTTエクスプロレーション&プロダクション社(PTTEP)の100%子会社であるPTTEPインターナショナルからミャンマー海上M3鉱区の20%の権益を取得すると発表した。三月一四日に両社が権益譲渡契約を締結した。PTTEPインターナショナルは現在、同鉱区で100%の権益を保有している。PTTEPは権益の部分譲渡後も80%の権益を保有し、引き続きオペレーターとして開発を進める。一方、MOECOはミャンマー政府の承認取得後、20%の権益を取得し、ノンオペレーターとして事業に関与していく。
M3鉱区はマルタバン湾に位置し、ミャンマー海上有数のヤダナ・ガス田が発見されている地質的に有望なエリアにある。6206平方㌔㍍をカバーし、二〇一一年に実施された試掘の結果、天然ガスが確認されている。PTTEP社はパートナーを迎えることはポートフォリオ管理での自社の経営戦略の一環だと説明している。
三井石油開発は一二年一〇月にも100%子会社であるサイアムMOECOを通じてシェブロン・タイランドとサン・リソーシズが保有するタイの陸上鉱区L20/50鉱区の権益を取得し、100%権益を保有するオペレーターとして事業を推進している。L20/50鉱区は、タイの内陸油田では最大のシリキット油田が発見されている地質的に有望なエリアに位置している。すでにサイアムMOECOがオペレーターとして現在、日量約1300バレルの原油を生産しているL11/43鉱区にも近い。三井石油開発はタイをはじめとする東南アジアをコア・エリアと位置付けている。
日付 : 2013年03月25日
By : 週刊タイ経済
M3鉱区はマルタバン湾に位置し、ミャンマー海上有数のヤダナ・ガス田が発見されている地質的に有望なエリアにある。6206平方㌔㍍をカバーし、二〇一一年に実施された試掘の結果、天然ガスが確認されている。PTTEP社はパートナーを迎えることはポートフォリオ管理での自社の経営戦略の一環だと説明している。
三井石油開発は一二年一〇月にも100%子会社であるサイアムMOECOを通じてシェブロン・タイランドとサン・リソーシズが保有するタイの陸上鉱区L20/50鉱区の権益を取得し、100%権益を保有するオペレーターとして事業を推進している。L20/50鉱区は、タイの内陸油田では最大のシリキット油田が発見されている地質的に有望なエリアに位置している。すでにサイアムMOECOがオペレーターとして現在、日量約1300バレルの原油を生産しているL11/43鉱区にも近い。三井石油開発はタイをはじめとする東南アジアをコア・エリアと位置付けている。
日付 : 2013年03月25日
By : 週刊タイ経済