自動車ローン各社 エコカー向けが陰り
自動車ローン大手のアユタヤ・キャピタル・オートリース社(クルンシー・オート)は、エコカーの売れ行きに陰りが見られる中、ハイブリッド車やファミリー車向けのローンを強化する方針だ。具体的な成長目標は設けないが、市場の需要動向に一致した伸びを期待している。クルンシー・オートは自動車ローンの債権残高で国内2位のノンバンク。市場シェアは14%の維持を目指している。
エコカーは政府の初めての新車購入者に対する税還付スキームのおかげで需要が急拡大していたが、スキームの満了により、反動減が予想されている。パイロート・チューンクルット社長によれば、新車スキームでの同社のローン実行はすでに5万台分に達しており、購入予約者の未承認ローンがまだ2万台残っている。物品税局への税還付申請は全部で130万台に達する。同社の昨年の自動車ローン与信額は1400億バーツ。今年は1200億バーツを目標としている。
クルンタイ銀行系のKTBリース社のピンヤワット・チャントラカーンタノン社長は、エコカーの需要が新車スキーム満了後、細っていると話している。昨年は新車ローンの需要のおよそ半分がエコカーだったが、今年は30~40%に下がると見ている。同社ではエコカー向けローンが上向くのは、来年に新モデルが発売されてからと予測している。
日付 : 2013年04月01日
By : 週刊タイ経済
エコカーは政府の初めての新車購入者に対する税還付スキームのおかげで需要が急拡大していたが、スキームの満了により、反動減が予想されている。パイロート・チューンクルット社長によれば、新車スキームでの同社のローン実行はすでに5万台分に達しており、購入予約者の未承認ローンがまだ2万台残っている。物品税局への税還付申請は全部で130万台に達する。同社の昨年の自動車ローン与信額は1400億バーツ。今年は1200億バーツを目標としている。
クルンタイ銀行系のKTBリース社のピンヤワット・チャントラカーンタノン社長は、エコカーの需要が新車スキーム満了後、細っていると話している。昨年は新車ローンの需要のおよそ半分がエコカーだったが、今年は30~40%に下がると見ている。同社ではエコカー向けローンが上向くのは、来年に新モデルが発売されてからと予測している。
日付 : 2013年04月01日
By : 週刊タイ経済