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ソニー・タイ 低価格スマホを拡販

 ソニーは第3世代(3G)携帯電話サービスの普及に備え、小売価格が5000バーツ未満の低価格のスマートフォンの販売を強化する。ドイツの市場調査会社、GfKはタイのスマホ市場が前年比37%増となる780万台に達し、市場規模は540億バーツに達すると見積もっている。ソニー・タイの清水徹社長は、ソニーがスマホ市場で3位、アンドロイド・ベースのスマホでは2位のポジション獲得を狙っていることを明らかにしている。シェア獲得のためには低価格の端末の拡販が欠かせない。

 ソニーのスマホの総売上高の70%は中・上位機種によるものとなりそう。中位機種は価格が6900バーツから9000バーツ、上位機種はそれ以上。三月二七日には、小売価格2万990バーツのハイエンドモデル「エクスペリアZプレミアム」を発売した。5インチのディスプレイで、13メガピクセル・カメラを搭載した。アンドロイドOSで作動する。清水社長は「エクスペリアZ」の販促に3000万バーツを投じると述べている。ソニーは、アンドロイドベースの「エクスペリア・タブレットZ」もタイで発売する予定。スマホを含む携帯電話端末の収入は、昨年にソニータイの総収入の15%を占めたが、今年は20%の収益貢献を期待している。コンシューマー・エレクトロニクス製品の収入は70%から65%に低下する一方、プロ向けデジタル・イメージ機器からの収入は15%にとどまる見通し。


日付 : 2013年04月08日

By : 週刊タイ経済

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