楽天トラベル アジア展開を加速
日本の大手オンライン旅行サイトの楽天トラベル・インクは、域内観光の成長が著しいアジアの顧客ベース拡張のためマーケティング予算を増やす。山田善久代表取締役副会長は、経済成長が続き、インターネットの利用が増加しているアジアでの事業拡張を目指すと述べている。楽天トラベルは二〇〇八年に東南アジアで最初となる事務所をタイに設けている。ウェブサイトは英語、中国語、ハングル、日本語だけでなく、タイ語やその他のアジアの言語も追加していく考え。現在は楽天の収益の90%は日本となっているが、二〇一八年までに収益の半分を日本以外の顧客から得る体制を目指す。山田副会長は、海外では中国と韓国が主力市場だが、東南アジアは新たな収益源になると述べている。
日付 : 2013年04月22日
By : 週刊タイ経済
日付 : 2013年04月22日
By : 週刊タイ経済