ユーザー名 パスワード
クイック検索
キーワード

キャピタル野村證券(CNS) 国内全ての投信を取り扱い

 キャピタル野村證券(CNS)は、合計23社の投信ファンド運営会社で入手可能な数百本のミューチュアルファンドすべてを取り扱う最初の証券会社になった。五月七日、BBLアセット・マネジメント社との間で販売代理店契約を結み、これで国内全社と販売代理店契約を結んだことになる。CNSの顧客は取引口座を通じてすべての運用会社が扱うすべてのタイプのファンドに投資することが可能になる。

 CNSのステープ・ピータカノン会長は、自社の顧客である投資家が、株式だけでなく他の金融商品にも投資ポートフォリオを多様化しようとしている投資行動の変化を指摘。ファンド投資の自社サービスで顧客の利便性は高まるとした。顧客向けのファンドの投資口売買サービスは2年前から提供しており、売買高は現在、30億バーツに達している。今年は50億バーツに達するものと期待している。現在、6万件ある売買口座のうち1万4000口座はミューチュアルファンドも売買している。ステープ会長は、ミューチュアルファンドの投資家ベースを増やすことが、特に地方での将来の株式取引ベースの拡大につながると見ている。CNSは現在、20か所の本支店を持つが、すべてバンコク首都圏にある。今年は5か所以上の支店を開設する計画で、いくつかは地方に設ける。

 BBLアセット・マネジメント社のワシン・ワタナウォラキットクン社長は、CNSが自社の3番目の販売代理店パートナーになったと述べている。バンコク銀行(BBL)グループ外の会社では初めて。CNSがファンド投資の投資家ベースの拡張に努めていることを評価した。BBLアセットは七日、最新の退職年金型ミューチュアルファンドの「CG・RMF」の募集を開始した。このファンド投資口もCNSを通して入手可能。


日付 : 2013年05月13日

By : 週刊タイ経済

登録