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ブリヂストン  アマタナコンの新工場で定礎式

 ユッタポン・チャラサティアン農業副大臣は最近の日本訪問時にブリヂストンの経営陣と会談し、タイヤ生産の重要拠点であるタイへの投資を継続するとの方針を伝えられたことを明らかにした。ブリヂストンは、タイに建設する建設・鉱山車両用ラジアルタイヤの新工場の建設予定地で、このほど定礎式を実施したばかり。

 定礎式には、建設予定地のアマタナコン工業団地関係者、建設会社関係者を招き、グループからは津谷正明代表取締役CEO、新工場の運営を担うブリヂストン・スペシャルティ・タイヤ・マニュファクチャリング(タイランド)社の金子茂社長らが出席した。建設・鉱山車両用ラジアルタイヤは全世界の鉱山、採石場、港湾や建設現場などの車両で使用されている。ブリヂストン・グループはこれまで日本と米国のみで生産を行ってきたが、今回のタイ新工場建設によって、旺盛なタイヤ需要に対応するとともに、事業環境の変化に柔軟に適応する生産供給体制の構築が可能になる。新工場は二〇一五年上期の生産開始を予定しており、二〇一九年上期には日産約85トンの生産能力を見込んでいる。



日付 : 2013年05月20日

By : 週刊タイ経済

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