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4月の国内自動車生産 前年比17%増の17万438台

 タイ工業連盟(FTI)自動車部会が五月一七日に発表した四月の自動車生産台数は、17万438台を記録し、前年同月を17・40%上回った。ただし四月は操業日数が少ないため三月に比べると33・49%減となった。一~四月の生産台数は89万1947台で、前年同期を38・39%上回った。

 四月の自動車生産の車種別内訳では、乗用車が6万9602台、前年同月比32・76%増となった。バスは23台で、前年同月比36・11%減、トラックは10万813台で前年同月比8・73%増となった。トラックのうち1トン・ピックアップ車の生産台数は9万7149台、同8・00%増となった。

 四月の輸出向け生産台数は6万9138台で、生産台数全体の40・56%を占めた。前年同月比では17・64%増。乗用車の輸出向け生産台数は2万2618台(136・47%増)、ピックアップ車は4万6520台(5・45%減)だった。四月の国内販売向け生産台数は10万1300台で全体の59・44%を占めた。前年同月比では17・23%増。うち乗用車が4万6984台(9・62%増)、ピックアップ車が5万629台(24・25%増)だった。

 FTI自動車部会のスラポン・パイシットパタナポン広報担当が明らかにした向こう3か月間の自動車各社の生産計画の集計値によれば、五~七月期の生産台数は67万8803台に達する見通し。直近3か月間(二~四月)の生産実績の65万5922台を3・49%上回るとともに、一二年五~七月期の63万2088台と比べて7・39%増加することになる。


日付 : 2013年05月20日

By : 週刊タイ経済

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