BOIの洪水復興投資支援措置 新たに22プロジェクトを認可
投資委員会(BOI)事務局は五月二七日、一昨年の大洪水の影響を受けたアユタヤ県、パトゥムタニ県の既存企業による復興投資で19件のプロジェクトに対する投資奨励を認可した。合計投資額は73億9700万バーツ。また両県への新規または事業拡張の投資案件も3件、7億3930万バーツが認可を受けている。22事業合計の投資額は81億3630万バーツ。
プラサート・ブンチャイスック工業相がこの日のBOI小委員会の会合後に語ったところによれば、洪水復興投資支援措置の投資奨励認可はこれが11回目。この特別プログラムは一一年一〇月の大洪水で冠水したアユタヤ県とパトゥムタニ県の既存工場が当地にとどまり、投資を維持することを支援するもので、7か所の工業団地が被災した両県への新規の投資と既存事業の拡張投資を支援する特別投資優遇措置を付与している。投資奨励の申請はすでに昨年末に期限を迎えている。
投資第1区に指定されているパトゥムタニ県の工業団地と工業区での新規または拡張投資プロジェクトは8年間の法人所得税免除を受けることができる。ただし法人税の免除額は投資額の1・5倍まで。投資第2区に指定されているアユタヤ県の工業団地と工業区での新規または拡張投資プロジェクトは8年間の法人所得税免除を受けることができる。法人税の免除額は投資金額の1・5倍まで。ただし8年間の免除期間終了後3年間は50%の所得税減免を受けることができる。このほかに両県の工業団地または工業区での新規と拡張投資のプロジェクトは、新しい機械または製造から10年以内の中古機械の輸入で関税が免除される。復興投資で認可された19件は以下の通り。
1、ミズホ(タイランド)社の手術ベッド生産事業、投資額4500万バーツ、アユタヤ県ロジャナ工業団地。
2、タイ・ウスイ社の金型生産、4280万バーツ、アユタヤ県バンワー工業団地。
3、ノーション(タイランド)社の金属・プラスチック部品生産、2億500万バーツ、ロジャナ工業団地。
4、MHE・Dマック(T)社のオーバーヘッド・クレーン生産、6340万バーツ、バンワー工業団地。
5、オノベルース・プレシジョン(タイランド)社の金属部品生産、7億3710万バーツ、バンワー工業団地。
6、タイ・コーコク・ラバー社の自動車用ゴム・チューブ生産、1億490万バーツ、ロジャナ工業団地。
7、サンデン(タイランド)社のカーエアコン部品生産、5000万バーツ、ロジャナ工業団地。
8、スマートトレック・テクノロジー社のトランスポンダ・デバイス生産、4億4940万バーツ、バンワー工業団地。
9、スマートトレック・テクノロジー社のトランスポンダ・デバイス生産、8億4650万バーツ、バンワー工業団地。
10、ダイワ・カセイ(タイランド)社のプラスチック部品生産、22億4260万バーツ、既存のロジャナ工業団地のほかファクトリーランド・ワンノーイに工場を新設。
11、PETフォーム(タイランド)社のプラスチック・ボトルキャップ生産、1億2560万バーツ、ロッブリ県。
12、PETフォーム(タイランド)社のプレフォーム生産、9450万バーツ、ロッブリ県。
13、XYPB(アジア)社のプラスチック製印刷物生産、7770万バーツ、ロジャナ工業団地。
14、プレシジョン・プラスチック社のプラスチック・ボトルキャップ生産、8600万バーツ、ロジャナ工業団地。
15、プレシジョン・プラスチック社のプレフォーム生産、5億3600万バーツ、ロジャナ工業団地。
16、PETフォーム(タイランド)社のPETボトル生産、1億6050万バーツ、ロッブリ県。
17、タイ・タップ・ウォーター社の上水生産、12億3510万バーツ、ナコンパトム県。
18、パトゥムタニ・ウォーター社の上水生産、3540万バーツ、パトゥムタニ県。
19、ナワナコン社の廃水処理、4530万バーツ、ナワナコン工業団地。
一方、アユタヤ県とパトゥムタニ県への新規投資や事業拡張で認可を受けた3件は次のとおり。
1、ミクニ(タイランド)社のセンサーカバー生産、9130万バーツ、バンワー工業団地。
2、プレシジョン・プラスチック社のプレフォーム生産、4億1400万バーツ、ロジャナ工業団地。
3、プレシジョン・プラスチック社のプラスチック・ボトルキャップ生産、2億3400万バーツ。
プラサート工業相によれば、復興支援措置でこれまでに232件、合計投資予定額1361億7600万バーツの投資が認可されている。このほか24件、419億1800万バーツがまだ審査中となっている。またアユタヤ、パトゥムタニ両県での新規または事業拡張の投資は68件、合計370億9860万バーツが認可されている。このほか1件、2700万バーツが審査中となっている。
日付 : 2013年06月03日
By : 週刊タイ経済
プラサート・ブンチャイスック工業相がこの日のBOI小委員会の会合後に語ったところによれば、洪水復興投資支援措置の投資奨励認可はこれが11回目。この特別プログラムは一一年一〇月の大洪水で冠水したアユタヤ県とパトゥムタニ県の既存工場が当地にとどまり、投資を維持することを支援するもので、7か所の工業団地が被災した両県への新規の投資と既存事業の拡張投資を支援する特別投資優遇措置を付与している。投資奨励の申請はすでに昨年末に期限を迎えている。
投資第1区に指定されているパトゥムタニ県の工業団地と工業区での新規または拡張投資プロジェクトは8年間の法人所得税免除を受けることができる。ただし法人税の免除額は投資額の1・5倍まで。投資第2区に指定されているアユタヤ県の工業団地と工業区での新規または拡張投資プロジェクトは8年間の法人所得税免除を受けることができる。法人税の免除額は投資金額の1・5倍まで。ただし8年間の免除期間終了後3年間は50%の所得税減免を受けることができる。このほかに両県の工業団地または工業区での新規と拡張投資のプロジェクトは、新しい機械または製造から10年以内の中古機械の輸入で関税が免除される。復興投資で認可された19件は以下の通り。
1、ミズホ(タイランド)社の手術ベッド生産事業、投資額4500万バーツ、アユタヤ県ロジャナ工業団地。
2、タイ・ウスイ社の金型生産、4280万バーツ、アユタヤ県バンワー工業団地。
3、ノーション(タイランド)社の金属・プラスチック部品生産、2億500万バーツ、ロジャナ工業団地。
4、MHE・Dマック(T)社のオーバーヘッド・クレーン生産、6340万バーツ、バンワー工業団地。
5、オノベルース・プレシジョン(タイランド)社の金属部品生産、7億3710万バーツ、バンワー工業団地。
6、タイ・コーコク・ラバー社の自動車用ゴム・チューブ生産、1億490万バーツ、ロジャナ工業団地。
7、サンデン(タイランド)社のカーエアコン部品生産、5000万バーツ、ロジャナ工業団地。
8、スマートトレック・テクノロジー社のトランスポンダ・デバイス生産、4億4940万バーツ、バンワー工業団地。
9、スマートトレック・テクノロジー社のトランスポンダ・デバイス生産、8億4650万バーツ、バンワー工業団地。
10、ダイワ・カセイ(タイランド)社のプラスチック部品生産、22億4260万バーツ、既存のロジャナ工業団地のほかファクトリーランド・ワンノーイに工場を新設。
11、PETフォーム(タイランド)社のプラスチック・ボトルキャップ生産、1億2560万バーツ、ロッブリ県。
12、PETフォーム(タイランド)社のプレフォーム生産、9450万バーツ、ロッブリ県。
13、XYPB(アジア)社のプラスチック製印刷物生産、7770万バーツ、ロジャナ工業団地。
14、プレシジョン・プラスチック社のプラスチック・ボトルキャップ生産、8600万バーツ、ロジャナ工業団地。
15、プレシジョン・プラスチック社のプレフォーム生産、5億3600万バーツ、ロジャナ工業団地。
16、PETフォーム(タイランド)社のPETボトル生産、1億6050万バーツ、ロッブリ県。
17、タイ・タップ・ウォーター社の上水生産、12億3510万バーツ、ナコンパトム県。
18、パトゥムタニ・ウォーター社の上水生産、3540万バーツ、パトゥムタニ県。
19、ナワナコン社の廃水処理、4530万バーツ、ナワナコン工業団地。
一方、アユタヤ県とパトゥムタニ県への新規投資や事業拡張で認可を受けた3件は次のとおり。
1、ミクニ(タイランド)社のセンサーカバー生産、9130万バーツ、バンワー工業団地。
2、プレシジョン・プラスチック社のプレフォーム生産、4億1400万バーツ、ロジャナ工業団地。
3、プレシジョン・プラスチック社のプラスチック・ボトルキャップ生産、2億3400万バーツ。
プラサート工業相によれば、復興支援措置でこれまでに232件、合計投資予定額1361億7600万バーツの投資が認可されている。このほか24件、419億1800万バーツがまだ審査中となっている。またアユタヤ、パトゥムタニ両県での新規または事業拡張の投資は68件、合計370億9860万バーツが認可されている。このほか1件、2700万バーツが審査中となっている。
日付 : 2013年06月03日
By : 週刊タイ経済