ベータグロ・グループ 讃岐うどんとピザ店を展開
アグリ・食品大手のベータグロ・グループは日本の外食チェーンのフォーシーズ・コーポレーション、ボストン・トレーディングと組んで、タイで讃岐うどんの「宮武讃岐製麺所」、ピザの「ピザーラ」を展開する。ワナット・テーパイシットポンCEOによれば、年内に1号店を開く。運営するのは合弁会社のベータグロ・ファースト・コレクション社。合弁会社は四月に登録資本金10000万バーツで設立されている。
ベータグロは二〇〇五年に日本のレストラン・チェーンの大戸屋のタイでのチェーン展開を合弁会社を通じて開始したが、2年前に持ち株をセントラル・グループに売却し、日本食レストラン事業からは撤退していた。食品事業では住友商事や味の素など日本企業と多くの合弁会社を持つ。
ベータグロはまた、生鮮鶏肉、豚肉、ソーセージなどのグループ商品を扱う「ベータグロ・ショップ」の店舗総数が100店に達したと発表した。第100号店はシーサケート県で開業し、ワシット・テーパイシットポン副社長兼COOがオープンを祝福した。ベータグロ・ショップが目標とする顧客は、市場、飲食店、学校、病院、ホテルなど。昨年の同事業の売上高は25億バーツだった。2、3年以内に60億バーツの収入を見込む。
ベータグロ・ショップは現在、都内に14か所を展開しているが、同様の製品を提供しているライバルとの激しい競争に直面している。店舗網の拡張よりも消費者が望んでいる衛生的で新鮮な高級製品を提供することがより重要だと考えており、サービスの向上に力を入れる考え。
また「Sピュア」ブランドの豚肉は、香港向けの輸出を始めており、好結果が出ている。現在、香港の200か所以上のスーパーに製品を供給している。近い将来にハム、ベーコンなどの香港向け輸出も開始する予定。
日付 : 2013年06月10日
By : 週刊タイ経済
ベータグロは二〇〇五年に日本のレストラン・チェーンの大戸屋のタイでのチェーン展開を合弁会社を通じて開始したが、2年前に持ち株をセントラル・グループに売却し、日本食レストラン事業からは撤退していた。食品事業では住友商事や味の素など日本企業と多くの合弁会社を持つ。
ベータグロはまた、生鮮鶏肉、豚肉、ソーセージなどのグループ商品を扱う「ベータグロ・ショップ」の店舗総数が100店に達したと発表した。第100号店はシーサケート県で開業し、ワシット・テーパイシットポン副社長兼COOがオープンを祝福した。ベータグロ・ショップが目標とする顧客は、市場、飲食店、学校、病院、ホテルなど。昨年の同事業の売上高は25億バーツだった。2、3年以内に60億バーツの収入を見込む。
ベータグロ・ショップは現在、都内に14か所を展開しているが、同様の製品を提供しているライバルとの激しい競争に直面している。店舗網の拡張よりも消費者が望んでいる衛生的で新鮮な高級製品を提供することがより重要だと考えており、サービスの向上に力を入れる考え。
また「Sピュア」ブランドの豚肉は、香港向けの輸出を始めており、好結果が出ている。現在、香港の200か所以上のスーパーに製品を供給している。近い将来にハム、ベーコンなどの香港向け輸出も開始する予定。
日付 : 2013年06月10日
By : 週刊タイ経済