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ハイテック工業団地 カビンブリ事業でIEAT提携

 ハイテック工業団地は、タイ東部のプラチンブリ県カビンブリにタイ工業団地公団(IEAT)との提携のもとに工業団地を開発する。経営するのはハイテック・カビンブリ・ロジスティック・コーポレーションで六月六日にIEATとの間で契約を交わした。第1フェーズで3~4億バーツを投資し、年内に造成を終える。最終的には2年以内に1066ライを造成する計画。

 ハイテック工業団地のタウィット・テーチャナワクン社長は、新たな工業団地は自動車部品、電子部品、アグロインダストリーなどのクラスターを目指すと述べている。タウィット社長は、ハイテック・カビン工業団地は、近く発足するASEAN経済共同体のロジスティック・ハブとして機能することも期待していると述べている。プラチンブリはレムチャバン港やマプタプット港とインドシナを結ぶルート上に位置する。二〇一一年一〇月にアユタヤのハイテック工業団地は洪水に見舞われている。新たに工業団地を作るとすれば洪水のない場所に開発したいと考え、プラチンブリ県を選んだ。カビンブリ郡は標高が高い。

 ハイテック・カビン工業団地は国道304号線に面している。元の開発会社が「パークウェイ」という工業団地を開発する計画だった土地だが、九七年のバーツ危機で事業がストップしていた。カビンブリは地勢としては、アユタヤ、パトゥムタニ方面とイースタンシーボード方面の間にあり、いずれにコンテナ輸送するにも約2時間の位置にある。バンコクから約160㎞と比較的近く、ランシット・オンカラック、バンナー・トラートなど複数のアクセスルートがあり、いずれも四車線になっている。


日付 : 2013年06月17日

By : 週刊タイ経済

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