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日亜鋼業が合弁で  ラヨンに工場

 サイアム・インダストリアル・ワイヤー社は七月にもラヨン県に開発中の新工場を操業開始する。亜鉛メッキの鉄線などを生産する。新工場は同社と日本の日亜鋼業の合弁事業で、出資比率は6対4。日亜が技術やノウハウを提供する。工場は汚染を抑制する設計で、環境に配慮している。ヘマラート・ラヨン工業団地に立地する新工場は年産3万6000トンの設備能力を持つ。製品のおよそ半分が国内供給で、残り半分は輸出向け。海外への出荷は一〇月より予定している。

 合弁新工場が稼働するとサイアム・インダストリアル・ワイヤー社の設備能力は20万トンに増える。5年以内に30万トンへの拡張を目指す。現在、同社の市場シェアは40~45%。今年三月期末の二〇一二年度の売上高は約60億バーツ。


日付 : 2013年06月24日

By : 週刊タイ経済

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