タイ・スズキ・モーター社は、パトゥムタニ県タンヤブリにある自動二輪車・船外機の生産工場の生産能力を増強する。５億バーツを投資して、５万台を追加し、年産能力を４０万台に引き上げる。今年の目標生産台数は２９万台で、内訳は輸出向け二輪車が１２万台、国内向けが１０万台、輸出向けの船外機が７万台。

　タイ・スズキはまた、今年から排気量２５０～７５０㏄の中・大型二輪車の生産も開始する予定。最初の段階で１万台の生産を目指す。中・大型二輪車のタイでの需要が急増しているためで、このセグメントのタイ国内市場規模は昨年の１万２０００台から２万台に増えると見ている。新モデルの販売をサポートするために６０～１００の販売店を改装することも計画している。スズキの昨年のタイでの販売台数は約８万６０００台。今年は１０万台を見込んでいる。タイの二輪車市場でのシェアを３％から５％に引き上げることが当面の目標。



日付 : 2013年07月29日

By : 週刊タイ経済