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BOIへの投資申請額 タイ資本の投資が88%増

 投資委員会(BOI)のウドム・ウォンウィワットチャイ事務局長が七月二九日に明らかにしたところによれば、今年上半期(一~六月)にタイ資本100%の投資プロジェクトの申請件数は393件、合計投資予定額は2065億1200万バーツを数え、金額で前年同期の1094億バーツから88%増となった。タイ・外資合弁による投資プロジェクトは275件、合計投資予定額は3090億7900万バーツとなり、前年同期の1894億バーツを63%上回った。

 ウドム事務局長によれば、タイ資本100%の投資申請は、アグロインダストリー、サービス/インフラなどの成長産業で伸びている。タイ資本と外資の合弁事業が増えているのは、外資によるタイへの新規の投資が増えていることが背景にある。一般的に外国企業が初めて進出する場合、投資先国の企業と組むほうが事業を円滑に進めることができる。またタイ企業のほうも、外資と組むことで技術移転やノウハウの取得でメリットがある。

 業種別に見て、上半期にタイ資本100%の投資申請が最も多かったのはサービス/インフラ事業で、119件、合計投資予定額は1185億4000万バーツだった。農業/アグロインダストリーは183件、636億9700万バーツ、化学/紙/プラスチックは17件、100億9900万バーツだった。タイ資本と外資の合弁事業では、サービス/インフラが66件、1762億2200万バーツで、鉄鋼/機械/自動車が77件、837億6800万バーツだった。


日付 : 2013年08月12日

By : 週刊タイ経済

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