七月の国内自動車生産台数が収縮 通年予測は255万台で据え置き FTI発表
タイ工業連盟(FTI)自動車部会が八月一五日に発表した二〇一三年七月の自動車生産台数は20万1446台を記録し、単月で20万台ペースを維持したものの、前年同月を6・45%下回った。また六月期と比べても7・21%減となった。ただし一~七月の生産台数は154万2405台で、前年同期を20・82%上回っている。
七月の自動車生産の車種別内訳では、乗用車が8万7861台、前年同月比4・37%減となった。バスの生産は67台で、前年同月比1・52%増、トラックは11万3518台で前年同月比8・00%減となった。トラックのうち1トン・ピックアップ車の生産台数は10万7830台、同10・50%減となった。
七月の輸出向け生産台数は8万2562台で、生産台数全体の40・98%を占めた。前年同月比では11・98%減。乗用車の輸出向け生産台数は2万6958台(11・19%減)、ピックアップ車は5万5604台(12・36%減)だった。七月の国内販売向け生産台数は11万8884台で全体の59・02%を占めた。前年同月比では2・18%減。うち乗用車が6万903台(1・01%減)、ピックアップ車が5万2226台(8・43%減)だった。
一~七月の自動車生産の車種別内訳では、乗用車が67万9962台、前年同期比50・94%増となった。バスは455台で、前年同期比79・84%増、トラックは86万1988台で前年同期比4・37%増となった。トラックのうち1トン・ピックアップ車の生産台数は82万7717台、同3・11%増となった。
一~七月の輸出向け生産台数は62万2865台で、生産台数全体の40・38%を占めた。前年同期比では10・41%増。乗用車の輸出向け生産台数は20万7653台(54・84%増)、ピックアップ車は41万5212台(3・45%減)だった。一~七月の国内販売向け生産台数は91万9540台で全体の59・62%を占めた。前年同期比では29・06%増。うち乗用車が47万2309台(49・28%増)、ピックアップ車が41万2505台(10・68%増)だった。なおピックアップ車の内訳は、普通ピックアップ車が22万6000台(11・93%増)、4ドア・ピックアップ車が15万88台(16・57%増)、PPVが3万6417台(13・33%減)となっている。
FTI自動車部会のスラポン・パイシットパタナポン広報担当が明らかにした向こう3か月間の自動車各社の生産計画の集計値によれば、八~一〇月期の生産台数は61万8619台にとどまる見通し。直近3か月間(五~七月)の生産実績の65万445台を4・89%下回り、一二年八~一〇月期の69万9155台と比べても11・52%減少する見通しとなっている。
FTI自動車部会は、一~七月の生産実績と、向こう3か月の生産計画をベースに今年通年の二輪車生産台数を255万台と予測している。これは従来の見通しと同じ。一二年の生産実績は245万3717台となっているため、前年比では3・92%増が見込まれている。一二年の生産見通しの内訳は輸出向け生産が115万台、国内市場向け生産が140万台で、輸出向け生産は従来の見通しから5万台、率にして5%上方修正したが、国内市場向け生産は従来の見通しから5万台、率にして3・45%下方修正した。一二年の生産実績は輸出向け生産が102万1665台、国内市場向け生産は143万2052台だったことから、輸出向け生産で12・56%増となる一方、国内市場向け生産は2・24%減が見込まれている。
7月の輸出台数は14%減
FTI自動車部会によれば、七月の自動車完成車輸出台数は8万2710台で、前年同月比13・99%減となった。前月比では14・01%減となった。輸出額は394億5415万バーツで、前年同月に比べ16・21%減。七月のエンジンの輸出額は23億4992万バーツ(15・96%減)、組立部品は168億1861万バーツ(4・24%増)、交換部品は18億4358万バーツ(7・22%減)だった。完成車、エンジン、組立部品、交換部品を合わせた輸出額は604億6626万バーツで11・08%減となった。
一~七月の自動車完成車輸出台数は61万7076台で、前年同期比11・54%増となった。輸出額は2802億6887万バーツで、前年同期に比べ6・05%増。一~七月のエンジンの輸出額は156億8312万バーツ(9・82%減)、組立部品は1079億297万バーツ(9・99%増)、交換部品は105億8711万バーツ(8・83%増)だった。完成車、エンジン、組立部品、交換部品を合わせた輸出額は4144億4206万バーツで5・89%増だった。
日付 : 2013年08月19日
By : 週刊タイ経済
七月の自動車生産の車種別内訳では、乗用車が8万7861台、前年同月比4・37%減となった。バスの生産は67台で、前年同月比1・52%増、トラックは11万3518台で前年同月比8・00%減となった。トラックのうち1トン・ピックアップ車の生産台数は10万7830台、同10・50%減となった。
七月の輸出向け生産台数は8万2562台で、生産台数全体の40・98%を占めた。前年同月比では11・98%減。乗用車の輸出向け生産台数は2万6958台(11・19%減)、ピックアップ車は5万5604台(12・36%減)だった。七月の国内販売向け生産台数は11万8884台で全体の59・02%を占めた。前年同月比では2・18%減。うち乗用車が6万903台(1・01%減)、ピックアップ車が5万2226台(8・43%減)だった。
一~七月の自動車生産の車種別内訳では、乗用車が67万9962台、前年同期比50・94%増となった。バスは455台で、前年同期比79・84%増、トラックは86万1988台で前年同期比4・37%増となった。トラックのうち1トン・ピックアップ車の生産台数は82万7717台、同3・11%増となった。
一~七月の輸出向け生産台数は62万2865台で、生産台数全体の40・38%を占めた。前年同期比では10・41%増。乗用車の輸出向け生産台数は20万7653台(54・84%増)、ピックアップ車は41万5212台(3・45%減)だった。一~七月の国内販売向け生産台数は91万9540台で全体の59・62%を占めた。前年同期比では29・06%増。うち乗用車が47万2309台(49・28%増)、ピックアップ車が41万2505台(10・68%増)だった。なおピックアップ車の内訳は、普通ピックアップ車が22万6000台(11・93%増)、4ドア・ピックアップ車が15万88台(16・57%増)、PPVが3万6417台(13・33%減)となっている。
FTI自動車部会のスラポン・パイシットパタナポン広報担当が明らかにした向こう3か月間の自動車各社の生産計画の集計値によれば、八~一〇月期の生産台数は61万8619台にとどまる見通し。直近3か月間(五~七月)の生産実績の65万445台を4・89%下回り、一二年八~一〇月期の69万9155台と比べても11・52%減少する見通しとなっている。
FTI自動車部会は、一~七月の生産実績と、向こう3か月の生産計画をベースに今年通年の二輪車生産台数を255万台と予測している。これは従来の見通しと同じ。一二年の生産実績は245万3717台となっているため、前年比では3・92%増が見込まれている。一二年の生産見通しの内訳は輸出向け生産が115万台、国内市場向け生産が140万台で、輸出向け生産は従来の見通しから5万台、率にして5%上方修正したが、国内市場向け生産は従来の見通しから5万台、率にして3・45%下方修正した。一二年の生産実績は輸出向け生産が102万1665台、国内市場向け生産は143万2052台だったことから、輸出向け生産で12・56%増となる一方、国内市場向け生産は2・24%減が見込まれている。
7月の輸出台数は14%減
FTI自動車部会によれば、七月の自動車完成車輸出台数は8万2710台で、前年同月比13・99%減となった。前月比では14・01%減となった。輸出額は394億5415万バーツで、前年同月に比べ16・21%減。七月のエンジンの輸出額は23億4992万バーツ(15・96%減)、組立部品は168億1861万バーツ(4・24%増)、交換部品は18億4358万バーツ(7・22%減)だった。完成車、エンジン、組立部品、交換部品を合わせた輸出額は604億6626万バーツで11・08%減となった。
一~七月の自動車完成車輸出台数は61万7076台で、前年同期比11・54%増となった。輸出額は2802億6887万バーツで、前年同期に比べ6・05%増。一~七月のエンジンの輸出額は156億8312万バーツ(9・82%減)、組立部品は1079億297万バーツ(9・99%増)、交換部品は105億8711万バーツ(8・83%増)だった。完成車、エンジン、組立部品、交換部品を合わせた輸出額は4144億4206万バーツで5・89%増だった。
日付 : 2013年08月19日
By : 週刊タイ経済