ユーザー名 パスワード
クイック検索
キーワード

日清フーズが製造能力を増強 業務用プレミックス事業

 日清製粉グループの日清フーズは、タイ日清テクノミック社の業務用プレミックスの生産能力の増強に向けた増設工事に着手した。大幅な成長が見込まれるアジア市場において、業務用プレミックス事業の売上をさらに拡大することが狙い。二〇一四年末までに生産能力を約25%増強する。
 
 アジア市場における業務用プレミックス事業は、ASEANを中心とした近年の著しい経済成長に伴い大幅に伸長しており、今後も一層の市場拡大が見込まれている。日清フーズのアジア市場における業務用プレミックスの海外供給拠点は、タイ日清テクノミックのほか、中国に新日清製粉(青島)有限公司がある。タイ日清テクノミックの増強により、これまで以上に充実した供給態勢が整う。
 
 日清フーズは、インドネシアのジャカルタ市内に、業務用プレミックスの販売会社、インドネシア日清テクノミックを設立、今年四月から本格的に事業活動を開始している。今後、タイの生産能力増強も活用し、インドネシアでの業務用プレミックス事業を拡大していく考え。日清フーズの業務用プレミックス海外販売拠点は、タイ、中国、インドネシアの3か国となり、アジア市場に対するより一層充実した販売態勢が整った。
  
 タイ日清テクノミックの工場はサムットプラカン県バンプー工業団地内にあり、現在の年産能力は2万6000トン。約2億円を投資して6000トンを増強し、年産能力を3万2000トンに引き上げる。



日付 : 2013年09月02日

By : 週刊タイ経済

登録