三井住友銀行は九月二三日にパタヤで、バンコック支店チョンブリ出張所の開設を祝賀するレセプションパーティーを開催した［写真］。チョンブリ、ラヨンに進出している日系企業を中心に約２００社／４００人が来場し、在タイ日本国大使館の岩間公典公使が祝辞を述べた。また箕浦裕副頭取が取引先への感謝を表すとともに、現地の状況に関しての意見交流も行なった。

　タイは東南アジア有数の製造拠点として発展しており、ＡＳＥＡＮ域内の貿易自由化などを見据え、さらにベトナム、ミャンマー、カンボジアなどのメコン地域のハブとして、さらなる発展が期待されている。今回、出張所を開所したチョンブリ県は、タイ最大の貿易港レムチャバン港を擁し、自動車産業をはじめ日系企業が多く進出している。三井住友銀は邦銀唯一となるチョンブリ出張所の開設を通じ、タイ東部の顧客ニーズに対し、よりきめ細かく対応していくとともに、メコン地域全体でのサービス向上に取り組む考え。



日付 : 2013年10月07日

By : 週刊タイ経済