JパワーのSPP発電所 タイ国内7件すべてが運転開始
日本の電源開発(Jパワー)は一〇月二日、サラブリNK2コジェネレーション(熱電併給)発電所が営業運転を開始したと発表した。これによりタイ国内7件のSPP事業すべてが営業運転を開始したことになる。SPPプログラムは、熱電併給装置、再生可能エネルギーなどを推進し、石油輸入の削減を図ることを目的して創設された長期電力買取制度で、EGATにより90メガワットまでの電力買い取りを保証され ている。
サラブリNK2は出力120メガワット。一〇月一日に営業運転を開始した。同発電所は、Jパワーのタイ現地法人で、Jパワーが90%を保有するガルフJP・NK2社が開発を進めてきたもので、営業運転開始後は、タイのSPPプログラム(小規模発電事業者買取保証制度)に基づきタイ発電公団(EGAT)に25年間にわたって電力を卸販売するとともに、周辺地域の一般顧客向けに電力・蒸気を販売していく。なおNK2の営業運転開始により、Jパワーが参画する営業運転中の海外発電プロジェクトは35件、出力合計約1万7900メガワット(持分出力は約4640メガワット)となった。
Jパワーがこれまで、タイで進めてきた新規プロジェクトのSPP事業は、今回のNK2をもって7件すべてが営業運転を開始した。これらSPP事業とは別に、2件のIPP事業(ノンセン、ウタイ)については、それぞれ一四年と一五年の運転開始を目指し、建設工事を進めている。
日付 : 2013年10月14日
By : 週刊タイ経済
サラブリNK2は出力120メガワット。一〇月一日に営業運転を開始した。同発電所は、Jパワーのタイ現地法人で、Jパワーが90%を保有するガルフJP・NK2社が開発を進めてきたもので、営業運転開始後は、タイのSPPプログラム(小規模発電事業者買取保証制度)に基づきタイ発電公団(EGAT)に25年間にわたって電力を卸販売するとともに、周辺地域の一般顧客向けに電力・蒸気を販売していく。なおNK2の営業運転開始により、Jパワーが参画する営業運転中の海外発電プロジェクトは35件、出力合計約1万7900メガワット(持分出力は約4640メガワット)となった。
Jパワーがこれまで、タイで進めてきた新規プロジェクトのSPP事業は、今回のNK2をもって7件すべてが営業運転を開始した。これらSPP事業とは別に、2件のIPP事業(ノンセン、ウタイ)については、それぞれ一四年と一五年の運転開始を目指し、建設工事を進めている。
日付 : 2013年10月14日
By : 週刊タイ経済