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SCBが支払い代行サービス ファミリーマートと提携

 サイアム商業銀行(SCB)は、コンビニ業界2位のファミリー・マートと提携して、公共料金などの支払い代行サービス業務に進出する。ファミリー・マートの全国約900か所のコンビニにサービス・ネットワークを構築する。ファミリーマートは年内に店舗総数を1000店に増やすことを計画しており、今後3年間に、公共料金支払い代行サービス市場で10%のシェア獲得を目指す。

 商業銀行は、店舗での公共料金などの支払い代行サービスを提供しているが、近年はコンビニなどの小売店を利用する消費者が増えており、現在は公共料金の請求書の約60%が小売店で処理されている。SCBのトライロン・ブットラガット副頭取は、近代的小売業が全国レベルのネットワークを持つことが公共料金支払いで消費者を引き付けていると指摘。顧客行動が、銀行を通じた支払いから変化している中、銀行はサービスを改善して顧客のライフスタイルの変化に一致した、より多くの利便性を消費者に提供する必要があると述べている。

 ファミリー・マートはセントラル・グループとの資本提携を経て、出店を加速しており、年末までに1000店、二〇一七年までに3000店体制を目指している。



日付 : 2013年10月21日

By : 週刊タイ経済

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