亀田製菓の米菓子 タイ市場での販売開始
亀田製菓とSTCグループの合弁会社のカメダSTC社は、亀田製菓ブランドのコメ菓子のタイでの生産・販売を開始した。亀田製菓は合弁会社に65%を出資している。この合弁会社は一九九〇年に設立されている。亀田製菓ブランドの米菓子のタイでの販売開始は、コスト高にともなうタイでのビジネスモデル調整の一環。これまではほぼ全量を日本に輸出していたが、タイ市場向けの商品を投入する。
カメダSTCの昨年の売上高は4億2900万バーツ。米菓子が低脂肪であることをアピールし、健康を意識する二十代の女性を主なターゲットとして販売する。タイのスナック菓子市場で上位3ブランド入りを目指す。タイは人口規模が大きく、スナック菓子の1人あたり消費量もまだ相対的に少ないことから米菓子市場に高い成長可能性があると見ている。
タイで売り出したコメ菓子の商品名は「オコメ」。ネオ・ジャパニーズをコンセプトにした美味しくて健康的なスナックで、コメを原料にし、油分が少なくパリッとした食感が特徴だという。健康意識の高い20代の男女をメインターゲットに、普段からスナック菓子を購入している人までを広くターゲットにしている。販売は今年二月に販売代理店契約を結んだDKSHグループと連携し、タイ国内のコンビニや大型スーパーマーケット、食料雑貨店などへ商品を流通していく。またテレビCMなどの広告活動や販促プロモーション活動を大々的に実施し、早期のブランド確立を図る。
またタイ市場で一定の支持が得られた後は、タイ以外の東南アジア市場への展開を考えている。アジアにおける米菓の市場の拡大は著しく、今後とも高い成長が続くと見込まれているため、この機会を捉えて亀田製菓グループの中期経営計画であるグローバルフード・カンパニーの実現に向け、タイならびにアジアでの事業拡大を図る。
日付 : 2013年11月04日
By : 週刊タイ経済
カメダSTCの昨年の売上高は4億2900万バーツ。米菓子が低脂肪であることをアピールし、健康を意識する二十代の女性を主なターゲットとして販売する。タイのスナック菓子市場で上位3ブランド入りを目指す。タイは人口規模が大きく、スナック菓子の1人あたり消費量もまだ相対的に少ないことから米菓子市場に高い成長可能性があると見ている。
タイで売り出したコメ菓子の商品名は「オコメ」。ネオ・ジャパニーズをコンセプトにした美味しくて健康的なスナックで、コメを原料にし、油分が少なくパリッとした食感が特徴だという。健康意識の高い20代の男女をメインターゲットに、普段からスナック菓子を購入している人までを広くターゲットにしている。販売は今年二月に販売代理店契約を結んだDKSHグループと連携し、タイ国内のコンビニや大型スーパーマーケット、食料雑貨店などへ商品を流通していく。またテレビCMなどの広告活動や販促プロモーション活動を大々的に実施し、早期のブランド確立を図る。
またタイ市場で一定の支持が得られた後は、タイ以外の東南アジア市場への展開を考えている。アジアにおける米菓の市場の拡大は著しく、今後とも高い成長が続くと見込まれているため、この機会を捉えて亀田製菓グループの中期経営計画であるグローバルフード・カンパニーの実現に向け、タイならびにアジアでの事業拡大を図る。
日付 : 2013年11月04日
By : 週刊タイ経済