いすゞが新型SUV「MU・X」を発売
トリペッチいすゞセールス社の中川弘志社長は一一月一日に開いた記者会見で、ピックアップ・ベースのSUVの新型「MU・X」を発表した。先に新型を導入した1トン・ピックアップ・トラック「D・MAX」をベースとする車で、タイの物品税制上はPPV(パッセンジャー ・ピックアップ・ ビークル)に区分される。排気量2・5リットルまたは3リットルの4気筒DOHCコモンレール・ディーゼル・ターボ・エンジンを搭載し、力強さと低燃費・環境性能を両立させたという。タイでの小売価格は101~140万バーツ。「MU・7」の後継モデルとなるもので、タイをはじめとする東南アジアやオーストラリアのニーズに応える。タイでは販売から1年間で2万台の販売を目標にしている。
中川社長は、一三年のタイの1トン・ピックアップ車(PPVを含む)の新車販売台数が50万台程度にとどまる見通しとなっていることを明らかにしている。一二年はタイ政府の初めての新車購入に対する税還付政策の恩恵もあり、過去最高となる66万6106台を販売していた。一三年は前年比でおよそ25%減となるが、一四年はプラス成長に戻すと見ている。今年一~九月の1トン・ピックアップ車(PPVを含む)の販売台数は44万8074台で、前年同期を6・81%下回っている。トリペッチいすゞは、一三年のタイの新車市場が前年比13・8%減となる125万台にとどまると見ている。いすゞは昨年に約22万台をタイ国内で販売したが、今年の予想は18万台。
一二年のタイのピックアップ車の生産台数は約145万台で、前年を61・5%上回っていた。今年は一~九月の生産台数が104万で、前年同期を1・92%下回っている。
日付 : 2013年11月11日
By : 週刊タイ経済
中川社長は、一三年のタイの1トン・ピックアップ車(PPVを含む)の新車販売台数が50万台程度にとどまる見通しとなっていることを明らかにしている。一二年はタイ政府の初めての新車購入に対する税還付政策の恩恵もあり、過去最高となる66万6106台を販売していた。一三年は前年比でおよそ25%減となるが、一四年はプラス成長に戻すと見ている。今年一~九月の1トン・ピックアップ車(PPVを含む)の販売台数は44万8074台で、前年同期を6・81%下回っている。トリペッチいすゞは、一三年のタイの新車市場が前年比13・8%減となる125万台にとどまると見ている。いすゞは昨年に約22万台をタイ国内で販売したが、今年の予想は18万台。
一二年のタイのピックアップ車の生産台数は約145万台で、前年を61・5%上回っていた。今年は一~九月の生産台数が104万で、前年同期を1・92%下回っている。
日付 : 2013年11月11日
By : 週刊タイ経済