インターネットの通販サイト経営のタラード・ドットコムは来年初めからサイトのブランド名を楽天に変更する。同社は約４年前に楽天が買収している。同社の創立者でもあるパウット・ポンウィタヤパヌ専務は、来年初めに「Rakuten.co.th」をスタートする計画を明らかにしている。新しいサイトは顧客満足度を保証し、商品に不満な顧客は補償を求めることができる。またオンラインで商品を売る業者向けにコンサルティング・サービスも提供する。
　
　パウット氏によれば、「Rakuten.co.th」の仮想モールで商品を売る事業者はオンライン・スペースの毎月の賃料を支払うほか、各取引について３～５％のコミッションを支払う必要がある。現在、タラード・ドットコムには３万件以上の事業者が参加している。商品の注文から配達にかかる日数を１週間から１～３日に減らすため、シンガポールのロジスティック会社との間で提携協議も進めている。



日付 : 2013年11月25日

By : 週刊タイ経済