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タイルン・ユニオンカー 日本企業と合弁で第3工場

 自動車部品製造のSET上場企業、タイルン・ユニオンカー(TRU)のソムポン・パウンチョーク社長は、来年に自社第3工場をラヨン県アマタシティ工業団地に建設すると発表した。投資額は5億バーツ。日本企業との合弁事業で、トラックの車体を生産する。投資計画の詳細は来年第1四半期に明らかするとしている。

 第3工場の建設は今年八月にいったん棚上げしていたもの。TRUは、政府のインフラ投資プロジェクトが動き出すことで二〇一四年以降、商用車の需要は伸びると判断し、投資計画を続行することにした。ソムポン社長は、タイの自動車生産が二〇一五年までに年間300万台を達成すると見ている。

 TRUは昨年、2億バーツを投じて都内ノンケーム区の工場の能力を拡張した。バンコクとラヨン県にある2工場の設備稼働率は85~90%に達している。TRUの今年一~九月の売上高は26億7000万バーツで、前年同期比3%増となった。ただし純利益は3億2200万バーツで、前年同期を16%下回った。



日付 : 2013年12月02日

By : 週刊タイ経済

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