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三菱東京UFJ銀行 アユタヤ銀の株式公開買付終了

 三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社である三菱東京UFJ銀行は一二月一八日、アユタヤ銀行(BAY)の株式公開買い付けの結果を公表した。三菱東京UFJ銀は、アユタヤ銀の株式の過半数取得を目指し、1株あたり39バーツで任意の株式公開買付(VTO)を一一月一七日より開始し、一二月一三日をもって終了していた。

 発表によれば、発行済み株式総数に占める応募株式数の割合は約72・01%となった。この中にはGEキャピタル・インターナショナル・ホールディングスの約25・35%が含まれる。買付に要した資金は約1706億バーツで、一二月一八日に決済が完了している。

 アユタヤ銀行株の過半数の取得完了により、アユタヤ銀行は三菱東京UFJ銀の子会社となった。同行とアユタヤ銀は、一三年九月一八日に株式公開買付後の三菱東京UFJ銀行バンコック支店とアユタヤ銀の統合で合意済み。株式取得から1年以内をめどに三菱東京UFJ銀がバンコック支店の事業をアユタヤ銀行に対して現物出資することで、バンコック支店とアユタヤ銀行を統合する。この統合にあたって、三菱東京UFJ銀は対価としてアユタヤ銀行の普通株を取得する予定で、統合後の三菱東京UFJ銀のアユタヤ銀行に対する株式所有比率は76・44%となる見通し。アユタヤ銀はタイ証券取引所(SET)に上場しているが、株式公開買付後も引き続き上場は維持する。


日付 : 2013年12月23日

By : 週刊タイ経済

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