一一月の国内自動車販売台数 9万3483台、前年比36・9%減
タイ国トヨタが一二月二六日に発表した一一月の国内自動車(新車)販売台数は9万3483台にとどまり、前年同月を36・9%下回った。新車販売の内訳は乗用車が4万439台、前年同月比48・0%減、商用車が5万3044台で前年同月比24・8%減、商用車のうち主力の1トン・ピックアップ・トラックは4万6023台、24・3%減だった。
一一月の販売台数は7か月連続で前年同月を下回った。自動車各社は、初めての新車購入者に対する物品税還付政策に基づく購入予約者への納車を四月頃までに済ませており、新車市場は下半期に反動減が続いている。一~一一月の販売台数は前年同期を5・8%下回っている。一二月は、自動車各社が年間販売目標達成のため特別キャンペーンを展開することやモーターエキスポの効果から新車が最も売れる月にあたるが、前年一二月の数値が高いためマイナス成長が続く見通し。通年の自動車市場は前年比減の見通しとなっている。
一一月の販売台数をメーカー別に見ると、首位のトヨタの販売台数は3万8543台で、前年同月比では16・2%減となった。いすゞは1万4082台で35・2%減。ホンダは9537台、58・6%減となった。
乗用車の販売台数は、トヨタが1万7313台で、前年同月比15・0%減。ホンダは8772台で59・2%減となった。日産は4235台、70・0%減となった。商用車は、トヨタが2万1230台、前年同月比で17・2%減となった。いすゞは1万4082台で35・2%減。三菱自は5389台、前年同月比23・3%減となった。商用車のうちピックアップ車(PPV含む)は、トヨタが1万9963台を販売したが、前年同月比で15・9%減となった。いすゞは1万2715台で36・0%減。三菱自は5389台、前年同月比23・2%減となった。PPVを除くピックアップ車では、トヨタが1万7704台を販売し、前年同月比で9・8%減となった。いすゞは1万1562台で、39・9%減。三菱自は3683台、前年同月比32・1%減となった。
一~一一月の販売台数は121万6751台となり、前年同期を5・8%下回った。内訳は乗用車が58万169台、前年同期比3・5%減、商用車が63万6582台で前年同期比7・8%減、商用車のうち主力の1トン・ピックアップ・トラック(PPV含む)は53万3566台、11・5%減だった。
一~一一月の販売台数をメーカー別に見ると、首位のトヨタの販売台数は40万4151台で、前年同期比では15・1%減となった。ホンダは19万8005台で31・4%増。いすゞは18万8365台、1・8%減となった。乗用車の販売台数はホンダが17万8973台で、前年同期比23・7%増。トヨタは17万2916台で16・8%減となった。日産は6万9409台、23・9%減。
ホンダは乗用車セグメントで、トヨタを抜いて年間首位に立つ可能性が高くなっているが、過去には一二月に逆転されたこともある。トヨタは、タイ政府が独自に規格するエコカーの標準を満たした新型「ヤリス」を一〇月下旬に投入しており、ホンダを急追している。タイ国トヨタの統計では、ホンダの主力車の一つである「CR・V」は商用車に分類されている。ホンダは物品税制上、乗用車として分類されていることから、同車種を乗用車としてカウントしており、トヨタの統計に、CR・Vの販売台数を加えると、トヨタを大きくリードすることになる。CR・Vを含めたホンダの乗用車販売台数は一~一一月で19万8005台に達している。
商用車の販売台数はトヨタが22万1235台(13・7%減)、いすゞが18万8365台(1・8%減)、三菱自が5万3861台(31・5%減)だった。商用車のうちピックアップ車(PPVを含む)は、トヨタが21万3851台(13・8%減)、いすゞが16万6628台(4・9%減)、三菱自が5万3861台(31・5%減)となった。PPVを除くピックアップ車では、トヨタが18万6858台(13・1%減)、いすゞが16万4110台(4・0%減)、三菱自が3万8414台(29・7%減)だった。(17面のデータ参照)
日付 : 2014年01月06日
By : 週刊タイ経済
一一月の販売台数は7か月連続で前年同月を下回った。自動車各社は、初めての新車購入者に対する物品税還付政策に基づく購入予約者への納車を四月頃までに済ませており、新車市場は下半期に反動減が続いている。一~一一月の販売台数は前年同期を5・8%下回っている。一二月は、自動車各社が年間販売目標達成のため特別キャンペーンを展開することやモーターエキスポの効果から新車が最も売れる月にあたるが、前年一二月の数値が高いためマイナス成長が続く見通し。通年の自動車市場は前年比減の見通しとなっている。
一一月の販売台数をメーカー別に見ると、首位のトヨタの販売台数は3万8543台で、前年同月比では16・2%減となった。いすゞは1万4082台で35・2%減。ホンダは9537台、58・6%減となった。
乗用車の販売台数は、トヨタが1万7313台で、前年同月比15・0%減。ホンダは8772台で59・2%減となった。日産は4235台、70・0%減となった。商用車は、トヨタが2万1230台、前年同月比で17・2%減となった。いすゞは1万4082台で35・2%減。三菱自は5389台、前年同月比23・3%減となった。商用車のうちピックアップ車(PPV含む)は、トヨタが1万9963台を販売したが、前年同月比で15・9%減となった。いすゞは1万2715台で36・0%減。三菱自は5389台、前年同月比23・2%減となった。PPVを除くピックアップ車では、トヨタが1万7704台を販売し、前年同月比で9・8%減となった。いすゞは1万1562台で、39・9%減。三菱自は3683台、前年同月比32・1%減となった。
一~一一月の販売台数は121万6751台となり、前年同期を5・8%下回った。内訳は乗用車が58万169台、前年同期比3・5%減、商用車が63万6582台で前年同期比7・8%減、商用車のうち主力の1トン・ピックアップ・トラック(PPV含む)は53万3566台、11・5%減だった。
一~一一月の販売台数をメーカー別に見ると、首位のトヨタの販売台数は40万4151台で、前年同期比では15・1%減となった。ホンダは19万8005台で31・4%増。いすゞは18万8365台、1・8%減となった。乗用車の販売台数はホンダが17万8973台で、前年同期比23・7%増。トヨタは17万2916台で16・8%減となった。日産は6万9409台、23・9%減。
ホンダは乗用車セグメントで、トヨタを抜いて年間首位に立つ可能性が高くなっているが、過去には一二月に逆転されたこともある。トヨタは、タイ政府が独自に規格するエコカーの標準を満たした新型「ヤリス」を一〇月下旬に投入しており、ホンダを急追している。タイ国トヨタの統計では、ホンダの主力車の一つである「CR・V」は商用車に分類されている。ホンダは物品税制上、乗用車として分類されていることから、同車種を乗用車としてカウントしており、トヨタの統計に、CR・Vの販売台数を加えると、トヨタを大きくリードすることになる。CR・Vを含めたホンダの乗用車販売台数は一~一一月で19万8005台に達している。
商用車の販売台数はトヨタが22万1235台(13・7%減)、いすゞが18万8365台(1・8%減)、三菱自が5万3861台(31・5%減)だった。商用車のうちピックアップ車(PPVを含む)は、トヨタが21万3851台(13・8%減)、いすゞが16万6628台(4・9%減)、三菱自が5万3861台(31・5%減)となった。PPVを除くピックアップ車では、トヨタが18万6858台(13・1%減)、いすゞが16万4110台(4・0%減)、三菱自が3万8414台(29・7%減)だった。(17面のデータ参照)
日付 : 2014年01月06日
By : 週刊タイ経済