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タイ国トヨタ 新型カローラを発売

 タイ国トヨタ自動車は一月一四日にBITEC会場で開いた記者発表会で、新型「カローラ・アルティス」を披露した。月間4000台の販売を見込んでいる。

 ウィチアン・イムプラサートスック副社長は、政局の悪化は短期的に潜在的な買い手に心理的な影響を及ぼすものの、大きな脅威となるものではなく、新型車の発売計画を進めることにしたと説明している。カローラ・アルティスは旧モデルの導入が〇八年であることから新型車を導入する適切な時期が来たと説明している。新型は排気量1・6リットルと1・8リットルの2種類のエンジンを用意した。小売価格は76万9000~106万9000バーツ。カローラはこれまでに世界で累計4000万台以上、タイでも67万台以上を販売してきた。トヨタはタイでは一三年三月に新型「ヴィオス」を、一〇月に新型「ヤリス」を導入している。

 新型カローラ・アルティスはチャチュンサオ県のゲートウェイ工業団地で生産する。ゲートウェイ工場の年産能力は23万台。トヨタはタイで生産するカローラ・アルティスを、アジア、南アメリカ、オセアニア、中東に輸出する計画。初年度の輸出目標は約4万台。タイでの生産計画台数の42%に相当する。



日付 : 2014年01月20日

By : 週刊タイ経済

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