富士フイルム(タイ) ミラーレス一眼レフを拡販
富士フイルム(タイランド)社は、コンパクト・デジタル・カメラの市場の収縮を受け、写真愛好家向けのミラーレス・デジタル一眼レフ・カメラの販売を強化する。スナップ写真などを撮ることが目的の消費者は、撮ったその場で交流サイトにも投稿できるスマートフォンのカメラ機能を利用するようになっており、コンパクト・デジカメの人気は世界的に凋落傾向にある。同社のシティウェート・サウェートパット・シニアマネージャーは、今年のデジカメ市場について前年比20%減になると見ている。市場調査会社のGFKによれば、昨年のタイのデジタルカメラ市場は77万4000台で、前年比43%減だった。市場価値は67億バーツで前年比32%減で、コンパクト・デジカメに限れば44%減となった。
コンパクト・デジカメの市場が収縮しているのに対し、ミラーレス・デジタル一眼レフは、写真に関心のある消費者の間で人気が高まっている。ミラーレスはデジカメ市場で唯一需要が高まっているセグメント。富士フイルムはこのセグメントを強化するため旗艦モデルの「X・T1」を導入し、顧客ベースの拡張を狙う。シティウェート氏は、スマホは写真を撮る方法を変えたが、種々の機能を持つデジタルカメラやプロ・ユーザー向けの機能をすべて備えているわけではなく、カメラの需要は続くと述べている。富士フイルムの昨年のタイでのミラーレス・セグメントにおける市場シェアは25%。今年末までに最低でも30%のシェア獲得を目指している。
日付 : 2014年02月17日
By : 週刊タイ経済
コンパクト・デジカメの市場が収縮しているのに対し、ミラーレス・デジタル一眼レフは、写真に関心のある消費者の間で人気が高まっている。ミラーレスはデジカメ市場で唯一需要が高まっているセグメント。富士フイルムはこのセグメントを強化するため旗艦モデルの「X・T1」を導入し、顧客ベースの拡張を狙う。シティウェート氏は、スマホは写真を撮る方法を変えたが、種々の機能を持つデジタルカメラやプロ・ユーザー向けの機能をすべて備えているわけではなく、カメラの需要は続くと述べている。富士フイルムの昨年のタイでのミラーレス・セグメントにおける市場シェアは25%。今年末までに最低でも30%のシェア獲得を目指している。
日付 : 2014年02月17日
By : 週刊タイ経済