サイエンス・パーク 第2フェーズに着工
国家科学技術開発事業団(NSTDA)は、パトゥムタニ県ランシット地区のサイエンス・パークの第2フェーズの開発に着手する。一一年の大洪水のため着工が延期されていたものの、この三月三一日に第2フェーズの開発を公式に開始する。12万4000平米の施設は、民間企業の研究開発(R&D)活動の中心またはイノベーション・クラスターになるとしている。
二〇〇三年に開所したサイエンス・パークには主にNECTEC(国家電子コンピュータ技術センター)など公的機関が入居しているが、区画の1割は民間に開放している。民間企業60社が利用している。日本のポリプラスチックのタイ現地法人、ポリプラスチック・マーケティング(タイランド)社も入居企業で、このほどASEANテクニカル・ソルーションセンターの開所式を現地で執り行なっている。
第2フェーズでは、タイのベータグロ、サイアム・セメント、タイ・オイル、PTTグローバル・ケミカルズ、ミットポン・シュガーなどが入居を予定している。第2フェーズの総工費は約30億バーツ。民間企業150社の参加を期待している。特に食品・アグロインダストリー、生命科学、自動車、エレクトロニクス、エネルギー、環境分野の企業の入居を見込んでいる。投資委員会(BOI)も8年間の法人税免除とさらに5年間の半減で誘致に協力する。
なおポリプラスチックのASEANテクニカル・ソルーション・センターは二月一三日にオペレーションを開始した。タイのセンターはASEAN地域だけでなくインドもカバーする。ポリプラスチックはASEAN地域ではマレーシアに生産拠点を置いているが、タイの自動車工業が成長していることからASEAN地域のテクニカル・センターの設置国としてタイを選んだ。ポリプラスチックにとって日本、デトロイト、上海、高雄についで5番目のテクニカル・ソルーションセンターになる。
日付 : 2014年03月03日
By : 週刊タイ経済
二〇〇三年に開所したサイエンス・パークには主にNECTEC(国家電子コンピュータ技術センター)など公的機関が入居しているが、区画の1割は民間に開放している。民間企業60社が利用している。日本のポリプラスチックのタイ現地法人、ポリプラスチック・マーケティング(タイランド)社も入居企業で、このほどASEANテクニカル・ソルーションセンターの開所式を現地で執り行なっている。
第2フェーズでは、タイのベータグロ、サイアム・セメント、タイ・オイル、PTTグローバル・ケミカルズ、ミットポン・シュガーなどが入居を予定している。第2フェーズの総工費は約30億バーツ。民間企業150社の参加を期待している。特に食品・アグロインダストリー、生命科学、自動車、エレクトロニクス、エネルギー、環境分野の企業の入居を見込んでいる。投資委員会(BOI)も8年間の法人税免除とさらに5年間の半減で誘致に協力する。
なおポリプラスチックのASEANテクニカル・ソルーション・センターは二月一三日にオペレーションを開始した。タイのセンターはASEAN地域だけでなくインドもカバーする。ポリプラスチックはASEAN地域ではマレーシアに生産拠点を置いているが、タイの自動車工業が成長していることからASEAN地域のテクニカル・センターの設置国としてタイを選んだ。ポリプラスチックにとって日本、デトロイト、上海、高雄についで5番目のテクニカル・ソルーションセンターになる。
日付 : 2014年03月03日
By : 週刊タイ経済