タイ自動車部品製造者協会（ＴＡＰＭＡ）のアチャナ・リムパイトゥーン会長は、今年の自動車部品輸出が前年比１０％増になると見ている。国内需要が停滞しているため、バーツ安を追い風に輸出に活路を求める動きが強まると見ている。同会長は、政治的な難局と経済見通しの悪化により国内の自動車の需要が収縮しているため、ほとんどすべての国内メーカーは海外市場に目を向けるだろうと述べている。

　商業省国際貿易振興局によれば、二〇一三年のタイの自動車部品輸出は前年比６・０３％増となる１１９億９０００万ドルを記録している。同局のデータでは今年一月の自動車部品の輸出額は９億７１９５万ドル。自動車部品輸出の半分以上はアジアとオセアニア向けとなっている。



日付 : 2014年04月21日

By : 週刊タイ経済