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タイ・サムスン電子 超高精細TVを発売

 タイ・サムスン・エレクトロニクスは、今年の売上高について前年並みに踏みとどまると見ている。政治経済の展望は良くないが、今年はサッカーのワールドカップが開催されることに加え、地上デジタルTV放送も開始になったことで、TV受像機の売行きが良くなると見ている。

 アーナット・チャントラクン副社長は、政治混乱が消費者の信頼感に影響を及ぼしているが、タイは戦略的に重要な市場であるため、サムスンの経営計画に変わりはないと述べている。ただし政局を密接に監視し、マーケティング戦略を調整する必要があると述べている。アーナット氏は、消費者は一時的に新しいテレビの購入を延期するかもしれないが、決して市場からニーズは消えないと見ている。政局が正常に戻れば、テクノロジー製品に対する需要は急速に戻ると予測している。

 サムスンは五月初め、サッカーW杯商戦に向け、TV受像機の最新モデルを市場に投入した。すでに欧州や米国で販売を開始した超高精細(UHD)モデルで、顧客の反応はいいという。タイのUHDテレビの販売割合は、昨年に1%程度となったが、今年は3%まで増えると期待されている。


日付 : 2014年06月09日

By : 週刊タイ経済

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