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タイ工業団地公団 ウドンタニに工業団地

 タイ工業団地公団(IEAT)は、民間企業のムアン・ウドンタニ社と提携してウドンタニ工業団地を開発する計画だ。総投資額は29億バーツで、二〇一六年の営業開始を予定している。2219ライの土地をカバーするもので、600億バーツの投資を誘致し、1万6900人の雇用を創出することを目指している。

 ムアン・ウドンタニ社のスウィット・ピパットウィライクン社長は、まだ土地を売り始めていないが、中国や日本の投資家が土地を買いたいと連絡してきていると述べている。第1フェーズ分の990ライは、すでに環境アセスメントを実施中で、この一一月にも完了する見通し。その後に分譲を開始する。スウィット氏によれば、中国の投資家は農業関連ビジネスに興味がある一方、日本の投資家は、エレクトロニクス製品製造に関心を示している。

 IEATは、工場用地の販売について、第1四半期の不振にもかかわらず、通年で3000ライの目標を達成できると期待している。ウィーラポン・チャイプーム総裁によれば、第1四半期の販売面積は900ライにとどまったが、第2四半期は上向く見通し。総裁は政治混乱が土地販売に大きな影響を及ぼしていないとしており、通年で目標とする数値まで持って来ることができると信じていると述べている。現在、IEATは15県にある55の工業団地を管轄しており、合計面積は15万4853ライある。昨年一〇月から三月までに全国の工業団地で1770ライの土地が売られた。


日付 : 2014年06月09日

By : 週刊タイ経済

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