タイコン・ロジスティック・パーク社のパタン・ソムブラナシン社長は、アユタヤ県ワンノーイ郡にロジスティック・パークを設け、賃貸用倉庫を建設する計画を明らかにした。ワンノーイ郡は二〇一一年の大洪水で冠水し、多くの工場や倉庫が他所に移転しているが、政府や関係者による洪水防止の努力で同地区の信頼感は回復したと判断。ワンノーイ地区は、バンコク首都圏や北部、東北部のメーカーやトレーダーにとって、商品の配送で最も戦略的な要地であるため、倉庫需要は大きいと判断した。

　同社はＴパーク・ワンノーイ１プロジェクトで成功を収めており、第２のプロジェクトとして６４０ライの土地を造成する。プロジェクトは２つのフェーズに分割され、現在開発中の第１フェーズでは３２０ライの土地に２５万平米のスペースを持つ倉庫を開発する。


日付 : 2014年06月30日

By : 週刊タイ経済