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ノービザ陸路再入国 入国管理当局が禁止措置

 警察庁出入国管理局は八月一三日より、陸路でタイから出国し、同じ国境ポイントからすぐに再入国する「ビザ・ラン」を禁止すると発表した。正式発表がないまま五月半ばより、情報が出回っていたもので、実際に一部の国境ゲートで再入国を拒否されるケースが出ていた。またこれより前、今年三月半ば頃には、タイへの陸路入国で韓国人が拒否される事例が続出していた。

 最新情報によれば、ビザ・ランは空路や海路での入国でも八月一三日以降は拒否されるもよう。日本人の場合、タイに査証なしで入国可能で、ビザなし入国の場合には30日間の滞在が可能。さらに滞在を延長するため、ラオス国境やカンボジア国境に向かい、陸路で近隣国にいったん出国し、同日中にタイに再入国すれば、新たに30日間の滞在が可能になる。このためこうしたビザ・ランを繰り返して、タイに長期滞在する外国人も目立っていた。

 出入国管理局はすでに、ビザなしで入国する外国人に対し、アウト・インを意味する「O・I」のスタンプを入国スタンプと一緒に押すようにしている。このスタンプが押された者は次回の査証なし入国が拒否されている。ただし八月一二日までは空路で入国する場合に限って、ビザ・ラン規制を猶予するとしている。出入国管理局はタイに入国する外国人に対し、入国の意図と滞在目的に即した適切な査証を取得しなければならないとしている。



日付 : 2014年07月21日

By : 週刊タイ経済

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