ユーザー名 パスワード
クイック検索
キーワード

BITEC催事場 総工費60億バーツで拡張

 都内バンナー区のBITEC見本市会場の運営会社、ピラットブリ・グループは、総工費60億バーツの第2期工事に着手した。5年の準備調査を経たもので、二〇一六年第4四半期の完成を予定している。2期工事では29階建ての事務所ビル「ピラット・タワー」も建設する。

 プラサーン・ピラットブリCEOは、来年終わりにASEAN経済共同体(AEC)が発足することや、高架電車のサムットプラカンへの延伸により、バンコク東部のビジネストラベルの一形態であるMICE(会議・報奨・国際会議・展示会)市場の成長が期待されると述べている。2期工事の総面積は3万7800平米。既存の3万2000平米の展示会スペースと5800平米の会議スペースと合わせて、合計面積は7万5600平米に増える。ホールの高さは25メートルあり、大規模な展示会やコンサートにも使用可能。このほかに最大2600台の駐車スペースも追加され、屋内外を合わせた駐車スペースは5000台に増える。2期工事が完成すれば、4つの展示会ホールと3つの会議場が加わり、合計で展示会ホール10、会議ホール6に増える。

 ピラットブリ・グループはUBC2ビルを所有し、オフィスビル経営で30年以上の経験を有している。ジ・エムクオーティアに建設中のピラット・タワーは年内に完成予定。


日付 : 2014年07月28日

By : 週刊タイ経済

登録