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タクシー料金改定の運輸省布告 12月13日より新料金を適用

 プラチン・チャントーン運輸大臣がすでに許可していたメーター・タクシーの料金改定の運輸省布告が一二月一二日付けの官報に公示され、翌一三日より施行になった。運転手の生活費の上昇、営業費用増などを考慮したもの。初乗り運賃は35バーツで据え置く。10㎞までは1㎞あたり5・50バーツ、10~20㎞は同6・5バーツ、20~40㎞は同7・50バーツ、40~60㎞は同8・00バーツ、60~80㎞は同9・00バーツ、80㎞超は同10・50バーツとする。無線サービスの利用料金は20バーツ、ドンムアン空港とスワナプーム空港で乗車待ちするタクシーの利用料金は50バーツを別途徴収する。

 一方、陸運局は、カリフォルニアに拠点を置く、スマートフォン・アプリを使ったライドシェア・サービス事業者のユーバー・テクノロジー社による営業車登録を行なっていない自動車を使った配車サービスについては、改めて違法性を指摘している。陸運局は九日、アプリベースのタクシー予約サービスの事業者を呼んで、各社のビジネスモデルや使用している車両について説明を求めている。イージー・タクシーとグラブ・タクシーは、使用している車両がタクシー登録を行ない、運転手も営業車の運転免許を取得していることを説明し、自社のサービスが合法であることを強く主張した。

 陸運局は九日、ユーバーに対し、非営業車でのサービス提供の禁止を命じており、ユーバー側も同命令を尊重するとしている。


日付 : 2014年12月15日

By : 週刊タイ経済

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