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軽油の物品税を引き上げへ

 ナロンチャイ・アカラセラニー・エネルギー相は一二月二八日、軽油の物品税を1リットルあたり1バーツ引き上げて、1リットルあたり4・25バーツとする計画を明らかにした。プラユット首相が統括する国家エネルギー政策委員会は、ガソリンと軽油の物品税を同水準にすることを政策として掲げている。折からの原油安で増税しても小売価格は据え置くことが可能。

 国家エネルギー政策委は軽油、ガソリンの物品税を1リットルあたり2・85~5・55バーツの間で調節する権限をエネルギー政策管理委員会に付与することを決定している。原油相場の変動に合わせて柔軟に物品税を変更することができるようにすることが狙い。現在、ガソリンの物品税は1リットルあたり5・60バーツ、ガソホール95と同91は1リットルあたり5・04バーツ、E20は同4・48バーツ、軽油は一二月一六日以降、3・25バーツに引き上げになっている。なお石油基金への拠出金は、オクタン価95ガソリンが1リットルあたり9・15バーツ、ガソホール95が同3・65バーツ、ガソホール91が同2・25バーツ、E20が同0・20バーツ、軽油が同2・45バーツとなっており、基金の収支は一二月二一日現在、142億3400万バーツの黒字となっている。


日付 : 2015年01月05日

By : 週刊タイ経済

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