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11月の自動車販売台数 前年同月比21・8%減に

 タイ国トヨタ自動車が一二月二五日に発表した二〇一四年一一月の国内自動車(新車)販売台数は7万3068台となり、前年同月比21・8%減となった。一~一一月の販売台数は79万2328台、前年同期比34・9%減となっている。(16面のデータ参照)

 一一月の乗用車の販売台数は2万9242台で、前年同月比27・7%減。商用車の販売台数は4万3826台で前年同月比17・4%減となった。商用車のうち1トン・ピックアップ・トラック(PPVを含む)は3万5644台、22・6%減、PPVを除く1トン・ピックアップ・トラックは3万1436台、22・7%減だった。

 一一月の販売台数をメーカー別に見ると、首位のトヨタの販売台数は2万8965台で、前年同月比では24・9%減となった。いすゞは1万2045台で14・5%減。ホンダは9605台で0・7%増だった。

 乗用車の販売台数はトヨタが1万3171台で、前年同月比23・9%減。ホンダは7825台で10・8%減。日産は2023台、52・2%減だった。

 商用車の販売台数は、トヨタが1万5794台、前年同月比で25・6%減。いすゞは1万2045台で14・5%減、三菱自は3742台で30・6%減だった。

 商用車のうち1トン・ピックアップ車(PPVを含む)の販売台数は、トヨタが1万4909台(25・3%減)、いすゞが1万759台(15・4%減)、三菱自が3742台(30・6%減)だった。PPVを除く1トン・ピックアップ車の販売台数は、トヨタが1万2975台(26・7%減)、いすゞが9525台(17・6%減)、三菱自が3004台(18・4%減)。

 一~一一月期の新車販売台数は79万2328台となり、前年同月比34・9%減だった。一~一一月期の乗用車の販売台数は33万3101台で、前年同期比42・6%減。商用車の販売台数は45万9227台で、前年同期比27・9%減。商用車のうち1トン・ピックアップ・トラック(PPVを含む)は37万8898台、29・0%減だった。PPVを除く1トン・ピックアップ車の販売台数は33万4729台で同30・6%減だった。

 一~一一月期の販売台数をメーカー別に見ると、首位のトヨタの販売台数は29万3954台で、前年同期比で27・3%減となった。いすゞは14万4640台で23・2%減、ホンダは9万3113台で53・0%減だった。

 乗用車の販売台数はトヨタが13万6118台で、前年同期比21・3%減。ホンダは8万4557台で52・8%減。日産は2万7786台、60・0%減。

 商用車は、トヨタが15万7836台、前年同期比31・7%減。いすゞは14万4640台で23・2%減。三菱自は3万5882台、前年同期比33・4%減。

 商用車のうち1トン・ピックアップ車(PPVを含む)の販売台数は、トヨタが14万8496台(30・6%減)、いすゞが13万2592台(20・4%減)、三菱自が3万5882台(33・4%減)。PPVを除く1トン・ピックアップ車の販売台数は、トヨタが13万469台(30・2%減)、いすゞが11万5025台(29・9%減)、三菱自が3万129台(21・6%減)だった。

 タイ国トヨタのウティコン・スリヤチャンタナノン上級社長補佐は、一二月の新車販売について、横ばいで推移するとの見方を示している。例年、一二月は最も新車販売台数が増える時期にあたり、モーターエキスポも開催されているが、世界経済の先行き不安などから一一月期には消費者の信頼感が悪化しており、さらに農産物価格の下落から国内の購買力が全体として減速していることが新車市場に負の影響を及ぼすと見ている。


日付 : 2015年01月05日

By : 週刊タイ経済

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