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ガンクン・エンジニアリング 仙台のメガソーラーを買収

 SET上場のガンクン・エンジニアリング社は日本の仙台市にあるメガソーラーを買収する。ソパチャー・ダムロンピヤウットCEOによれば、日本はソーラー・エネルギーの成長の余地が大きいため買収を決断した。子会社のガンクン・インターナショナル(モーリシャス)を通じて、約18億円で買収し、買収後はGK仙台に社名変更する。二〇一五年第1四半期に株式代金の支払いを完了することで合意しており、メガソーラーの能力拡張の投資を2年内に行なうことが付帯条件になっている。追加投資と合わせたガンクンの投資額は40億バーツ。

 GK仙台のメガソーラーの出力は38・1メガワットで、すでに31・1メガワットが設置済み。電力は東北電力に売る。事業権期間は20年で、完成は二〇一六年終わり。二〇一七年に商業運転を開始する予定となっている。運転を開始すれば、GK仙台は100メガワットまで能力を拡張する計画で、日本政府からのライセンス取得を目指す。

 ガンクンの二〇一四年第3四半期(七~九月)の純利益は1億5500万バーツで、前年同期比198%増。一~九月の純利益は4億6700万バーツだが、特別利益を計上していた前年同期の7億7500万バーツに比べると37・4%減となった。


日付 : 2015年01月05日

By : 週刊タイ経済

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