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2014年の自動車販売台数 前年比33・7%減の88万台に

 タイ国トヨタ自動車が一月二一日に発表した二〇一四年一二月の国内自動車(新車)販売台数は8万9504台となり、前年同月比21・4%減となった。一~一二月の販売台数は88万1832台、前年比33・7%減となっている。(16面のデータ参照)

 トヨタは二〇一五年のタイの新車市場は前年に比べて上向くものの、引き続き100万台を割り込むと予測している。トヨタの予測する二〇一五年の新車販売台数は92万台、一四年実績比で4・3%増となっている。

 一二月の乗用車の販売台数は3万6738台で、前年同月比28・0%減。商用車の販売台数は5万2766台で前年同月比16・1%減となった。商用車のうち1トン・ピックアップ・トラック(PPVを含む)は4万1931台、23・1%減、PPVを除く1トン・ピックアップ・トラックは3万7453台、19・7%減だった。

 一二月の販売台数をメーカー別に見ると、首位のトヨタの販売台数は3万3073台で、前年同月比では19・9%減となった。いすゞは1万5646台で12・4%減。ホンダは1万3369台で11・8%減だった。

 乗用車の販売台数はトヨタが1万5645台で、前年同月比9・0%減。ホンダは9736台で31・3%減。日産は2794台、58・4%減だった。

 商用車の販売台数は、トヨタが1万7428台、前年同月比で27・8%減。いすゞは1万5646台で12・4%減、三菱自は3616台で43・2%減だった。

 商用車のうち1トン・ピックアップ車(PPVを含む)の販売台数は、トヨタが1万6353台(28・6%減)、いすゞが1万4327台(12・9%減)、三菱自が3616台(43・2%減)だった。PPVを除く1トン・ピックアップ車の販売台数は、トヨタが1万4224台(29・2%減)、いすゞが1万2853台(10・3%減)、三菱自が2975台(23・3%減)。

 一~一二月期の新車販売台数は88万1832台となり、前年比33・7%減だった。一~一二月期の乗用車の販売台数は36万9839台で、前年比41・4%減。商用車の販売台数は51万1993台で、前年比26・8%減。商用車のうち1トン・ピックアップ・トラック(PPVを含む)は42万829台、28・4%減だった。PPVを除く1トン・ピックアップ車の販売台数は37万2182台で同29・6%減だった。

 一~一二月期の販売台数をメーカー別に見ると、首位のトヨタの販売台数は32万7027台で、前年比で26・6%減となった。いすゞは16万286台で22・3%減、ホンダは10万6482台で50・0%減だった。

 乗用車の販売台数はトヨタが15万1763台で、前年比20・2%減。ホンダは9万4320台で51・2%減。日産は3万580台、59・8%減。

 商用車は、トヨタが17万5264台、前年比31・4%減。いすゞは16万286台で22・3%減。三菱自は3万9498台、前年比34・4%減。

 商用車のうち1トン・ピックアップ車(PPVを含む)の販売台数は、トヨタが16万4849台(30・4%減)、いすゞが14万6919台(19・8%減)、三菱自が3万9498台(34・4%減)。PPVを除く1トン・ピックアップ車の販売台数は、トヨタが14万4693台(30・1%減)、いすゞが12万7878台(28・3%減)、三菱自が3万3104台(21・7%減)だった。

 タイ国トヨタの棚田京一社長は、二〇一五年の新車販売について、市場は正常なトレンドに戻し、景気の回復が消費者の信頼感を上向かせることで、前年比プラス成長に回帰するとの見方を示している。ただしタイ工業連盟(FTI)自動車部会が、一五年の新車市場が100万台に達すると予測しているのに対し、トヨタの予測は92万台、一四年実績比で4・3%増となっている。内訳は乗用車が39万7200台(7・4%増)、商用車が52万2800台(2・1%増)で、商用車のうち1トン・ピックアップ車(PPV含む)は42万7700台(1・6%増)、PPVを除くピックアップ車は37万9700台(2・0%増)と予測した。


日付 : 2015年01月26日

By : 週刊タイ経済

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