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電車パープルライン 工事の進捗率は98%

 ソイティップ・トライスート運輸省次官は二月八日、都内バンスーとノンタブリ県のバンヤイ郡を結ぶ電車パープルライン(全長約23㎞)の工事の進捗率が98%に達していることを明らかにした。九月には車両も納入される予定で、試運転を開始し、来年初めにも運行を開始する。

 車両、信号・運行監視設備、変電設備、通信設備などから成る鉄道システムは丸紅と東芝の共同事業体が受注している。納入する鉄道車両は63両で、JR東日本グループの総合車両製作所が製造中。電車パープルラインは、タイで最初の地下鉄の「MRT」(ブルーライン)を運行するバンコク・メトロ社が運行権を取得している。軌道・駅設備を含めた鉄道施設一式のメンテナンスは東芝、丸紅、JR東日本が共同で設立した事業会社が受注している。契約期間は10年間。同電車プロジェクトには日本の円借款も供与されている。


日付 : 2015年02月16日

By : 週刊タイ経済

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